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理不尽だろうがなんだろうがどうしようもできない毎月の話

月経前症候群(PMS)の話につられてみて、この人はピルに助けられたんだなぁ…と羨ましくなった。私はいまだその解決方法が見つけられていなくて、ただそのときをできるだけ人から距離を置いて、なるべく発言しないようにしてやっとやっと我慢すしている。毎月微妙に違う症状に苦しくてしかたないのに、そのことを理解してくれる人にリアルの世界では出会ったことがない。

月経前症候群(PMS)は人によっても、その時によっても症状がちがかったっりする。私は激しい睡魔に襲われたり、悶えるほどの痛みだったり、過敏になって些細な言葉にも反応するし、攻撃的な言動になってしまうことがある。自分でも理由がわからないのにイライラしてしまう。

昔から今も「わたしもそうだった」「そういうものだ」「年をとればなくなる」「ピルを飲むのはよくない」なんて身内からいわれてきた。一瞬軽くなった時期もあったけれど、30代に突入すると私の月経前症候群(PMS)は悪化した。未婚で出産経験がないと子宮が休まるときがないから云々…という話も聞いたことがあるけど本当のことはわからない。

どうしても仕事に支障がでてしかたがない。

誰かを傷つけたいわけじゃないのに、感情のコントロールが難しい。一言発すると自分の感情がどう動くかわからないから離せなくなる。

どうしようもなく辛い。

そんなときに藁をもすがる思いで行ったのが婦人科だった。一度話を聞いてもらおうとおもっていった婦人科では大した話を聞くわけでもなくピルが処方された。副作用の話も聞いて飲んでみたが合わなかった。どうしてもなれるまでにある気持ち悪さに耐えられなかった。1カ月は続けてみたものの、2か月目にやっぱり無理だな…とやめた。

婦人科に行っても変わらない……

そう思ったけれど、やっぱり他に何か方法があるかもしれない。そう思い別の病院へ行った。

生理の痛みを抑える薬を処方してもらった。とても快適になった。痛みがなくなるだけでも全然違う。

「薬を飲むことは悪いことではない。酷い時だけ飲めばいい」

先生に言われた言葉にむねがあつくなった。

「私は耐えてきた。薬はのむもんじゃない。年をとればなくなる。痛みがあることはいいことだ」なんて言われてきてしんどかった気持ちがちょっと救われた。

完全ではないけれど、痛み・睡魔・イライラ全部に耐えなければならなかった負担の1つが消えるだけでもだいぶ心のもちようが違う。

もし、私と同じように思われている方がいたら、ピルが合わなかったら。痛みだけでも和らげるのもいいかなと思います。

最期までお読みいただきありがとうございました!