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励ますスタイル

音楽とは全くの畑違いですが、学ぶことがあったので···。

わが町福島市に本拠地を置く福島ユナイテッドFCの試合を観戦してきました。
ひょんな事からチケットが手に入ったので、タダだし面白そうだから行ってみるか!程度の軽い気持ちで行きました。(ファンの皆さんごめんなさい。)
サッカーのことは全く分からず、顔は日本代表の谷口彰悟が好きです(*^^*)
そのくらいの知識。

結果は、0-5と大敗(笑)してしまいましたが、得点のチャンスはたくさんあったんですよ!
そして、いいなと思ったのが、惜しくも得点にならなかった時。
お客さんたちが「いいよいいよ~」「できてるできてる〜」と励ましの声をあげるんです。

日本人って小さい頃から「減点法」の世界で生きていると思います。
学校のテストは、間違ったところを減点。良いところがあっても加点は無し。
アメリカでは、習っていないことを知っていると加点されることがあるそうですが、日本では習っていない漢字や数学の公式を知っていても、使っちゃダメ。
褒められるどころか怒られる。

ピアノのコンクールに向けてのレッスンでも、「ここ、崩れてると減点になる」と、まずは減点されないようにします。
自分を表現するのはその後。

その生活が染み込んでいる私は、サッカーを見ているときも、シュートが外れると「なんだよ~。しっかりせい!」と言ってしまいそうになりました。
でも、周りのお客さんたちの大半は、そうじゃないんですね~。
「惜しかった」「動きが良くなってきた」「次はイケる」と、大声で励ますスタイル。
いい!すごくいいと思う!!
だって、選手は精いっぱい頑張ってるんだから。それに、自分の不甲斐なさに自分で「しっかりせい!」と思っているはずだから。
観ているこちらだけは、甘やかして励ましてあげていいよね。
そして、選手への思いやりでもあるけど、何より、言ってるこちらの気分がいい!

ピアノのレッスンや子育ても、これからはもっと「励ますスタイル」でやっていこう!と思います。


福嶋火之助


虎百


家臣赤兵衛




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