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なんとなくコンカフェに行けるって素晴らしいらしい

今日は雨だったんだけど、なんとなくお出かけした。

そもそもテレワークっていう立派な仕事があるんだが、どうにも自分には性に合っているようで、結構仕事の効率が良い。今日やることは15時ぐらいでほとんど片付いてしまった。最近趣味のドラクエウォーク(歩行しないと敵と戦えないゲーム中毒者のための強制歩行アプリ)をやったりしようと思って思い立ったまま外出。

外出てすぐ雨だったが、外出の気分だったので傘持ちで出発。どうせだからとふらっと電車に乗って大宮へ。位置系のゲームは、都市部の方がゲームをやるには効率が良い。がっつりやりつつ、たまに来る仕事の電話の応対などをしていた。

ふと時計を見ると丁度16時、少し小腹が空いてきた。大宮駅の東口すずらん通りにある居酒屋力は、揚げ物や焼鳥のテイクアウトをやっている。少し腹に入れるかと思って立ち寄ると顔立ちの整ったお姉さんが売り子をしていた。自分的に定番のレバーカツ5個入り200円(激安)を注文し、テイクアウトと見せかけその場で全部食してしまった。お姉さんは苦笑いだったが、ソースを用意してくれたり気立ての良い子だった。

「君ちょっとコンカフェで働かない?」

そう言いたくなるような子だった。働きっぷりから見て彼女のような人材はどこのコンカフェも喉から手が出るほど欲しいだろう。また似たような時間帯に来たら会えるかもしれない。彼女のために通ったらこの居酒屋も自分にとってはコンカフェと言えるかもしれない。

せっかく大宮に来たからコンカフェでも行くか、といつものオタク脳だったが、あいにくコロナ禍において営業している店は少ない。BrightLifeは大宮でやっている数少ないお店だったが、オープンは18時だった。

「2時間待つのか・・・」

迷ったが、結局何もすることがないので待つことに。コロナ禍のテレワーク続きで独り言が増えた気がする。そういえば最近配信を通じて情報発信しているうちにやりたいことが2個出来ていた。英語でコンカフェの魅力を発信できないかというのと、漢字をちゃんと勉強したいというものだ。英語はともかく漢字は本当にかけなくなってしまった。毎日の配信でホワイトボードといつもにらめっこしてしまうので、コレを気に漢検でも目指そうか・・・。高島屋のジュンク堂が営業していたので、入ることに。

英語の参考書っぽいコーナーを探し当てたが、結局どういう本から入ればいいのかわからず、英単語と英会話の本しかなかった。自分は英語が喋れるとか、難しい単語を知ってるとかはどうでもよく、ただ単純に思ったことを英語でアウトプットできるようになりたかったのだが、あまり完璧に合う本がなかったので店を出た。

目的こそ満たせなかったが、ジュンク堂で一番良かった本はこれだった「Newton別冊『無とは何か』 (ニュートン別冊) 」

なにもない世界は存在するのか?こういう好奇心をそそられるタイトル作りは自分も参考にしていきたい。

フラフラと立ち読みをしていたら、なんと時短営業で17時に追い出されてしまった。そのままベローチェに行き、220円のアイスコーヒーを注文。ベローチェのコスパの良さは異常だ。220円で閉店まで椅子に腰掛けて良い権利と、電源を提供してくれるのだ。ベローチェ以上にコスパの良い施設を自分は知らない。ただ大宮の店は携帯の電波が届きにくいのがネックだ。

Kindleで「日本人の英語勉強法」なるものをダウンロードして読み始める。

1時間程度でサラッと読める本だった。7000人の日本人を教えてわかったこと という書きっぷりが興味をそそられる。簡単に言うと、ネイティブスピーカーをみんな目指しすぎ!自分の目的に応じた知識を手に入れよう!みたいな話だった。全くそのとおりである。

18時までの良い暇つぶしにはなったので、開店すぐぐらいのBrightLifeへ。既にお客さんが入っていた。平日オープン凸が出来るなんて羨ましい限りだ。ただ今日に限っては自分も同じだ。平日早い時間というコンカフェ優雅タイム(勝手に命名)を自分も享受できる日だった。

今日のメイドさんは二人いて、入ってみてなんとなく微妙な空気でわかったのだが、この先客の方とは目的にしている子が同じ気がした。いわゆる推し被りってやつ。その子が頑張って自分にも先客の方にも交互に話しかけるのを見て申し訳無さを感じつつ、(自分が話してしまうとその子がつかないからと)空気を読んだのかあまり絡みに来ないもう一人の子に視線で絡んでくれ!と伝える。こういうときに遠慮はして欲しくないものだ。もし一人の子とだけ話がしたいんだったら、もっと露骨にそういう空気を漂わせることだって出来る。今はただ単純にコンカフェでお茶しながらお話がしたいだけだった。

結局視線が功を奏したのか、もう一人の子の方が話をしてくれた。結構がっついてしまったので、キャスドリでお礼しておけばよかったと後になって思ったが、ちょうど2杯目のオールフリーを注文したところで、仕事に戻らなければいけない案件が発生したので、急遽会計して帰路についた。後からTwitterを見ると、ドリンクチェキありがとう!とあったので、やはり彼女にとってはそういう推しメニューがバロメーターなんだろうな。空気読んだ上で絡んでくれた御礼は今度することにしよう。ただ次会った時、本人は何のことだかわからないと思うが。
しかし、チェキもドリンクも入れずに店を出たのは何ヶ月ぶりか。

最寄り駅に着くころには雨が本降りになってきた。仕事に戻る憂鬱さを感じながらも、コンカフェに行けたことで気持ちは軽かった。

なんとなくコンカフェに行けるという当たり前がいかに脆いか、そして貴重かをこの2ヶ月で改めて認識できた気がする。そして自分の生活の一部であることも。

まだまだ日常には程遠いが、少しずつそれらを取り戻して、一日でも早くコンカフェのある日常を取り戻せる日が来る事を雨雲の切れ目の空に祈・・・ろうかと思ったけどそんな切れ目はなかったのでnoteに書いて祈ったことにしておきます。



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全国のコンカフェの傾向をよりわかりやすく、またコンカフェの面白い面を伝える情報発信をYoutubeチャンネルにて行っています。

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