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雑記 ~ 美容院帰りに思ったこと ~

34歳になる。

っていっても冬生まれなのでまだ少し先なのだが

今日ふと

自分の年齢について

他人事のように想いを馳せてしみじみした。


なんで今日、そういった気持ちになったのかはわからないけれど。


34年という時間に対する量感と、

34年を過ごしたはずの自分という人間の量感が違いすぎて


美容院帰りに近道のつもりで

公園を横切りながら歩いているときに

ふと

その違いに気づいて、

誰に言われるわけでもなく考えを巡らせてしまった。


あまりにあっという間なので

自分の心が置いてけぼりで

ぽつんと時間の流れに

取り残されてしまっているようだ。


どんな大人になりたかったっけな。

どんな大人になると思ってたっけなって。


そんなことを思い返した後、今の自分について考える。


どうしようもないことが笑いのツボだったり、真夜中のコンビニにふらりと出かけることに幸せを感じたり、料理の最中に一番おいしいところをつまみ食いするのもやめられない。

興味の薄い連絡へのレスポンスが遅いことをやんわりと友人に注意されたり…。


こどもだ…。

こどもすぎる。


誰しも思うことかもしれないけれど、

年取ったからって大した立派になるわけでもないね。

ベタにね。うん。

こういうことを言うおとなっているでしょ。

わたしもその一人になったみたいだな。


そう思った。


そして、またしみじみ。

そもそもどうして今日というなんてことない日にこう感じたんだろう。


髪を切った私を鏡に映して

大した代わり映えしないよなって

思ったからだろうか。


変わらない。変えられない。


きっと私は

これまでもこの先も

ずっとポテチが好きだろう。

(特にうすしお味)


しょうもないけど今日も生きた。

コーヒーも飲んだし、いい日だ。


粉ゆき

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