【閲覧注意/虫】メキシコのコチニール色素製造ドキュメント

メキシコで行われているコチニール色素(染料)の製造ドキュメント。
ウチワサボテンを植樹し、収穫したウチワサボテンにカイガラムシを放ったあと紐で吊るして屋内で養殖するようだ。
サボテンの保水力により紐で吊るしたあとも枯れたり萎びたりすこともなく培地として完璧な素材に見えた。

カイガラムシが充分に増えたらブラシでそっと掃き落とし薬研で粉砕したあとアルコールで抽出しているとのこと。

乾燥のコチニール色素1kgを150ドルで取引しているそうだが今やコチニール色素は化学合成品に代替されており廃業している業者が増えてるとのこと。

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食品添加物

清涼飲料水、酒、菓子類、蒲鉾などの着色に使われており、著名なところでは、過去にリキュール「カンパリ」がコチニール色素で着色されていた。加熱や発酵に対して安定だが、pHにより色調が変化し、酸性側でオレンジ色、アルカリ性側では赤紫色を呈する。またタンパク質が豊富な食品では紫色を呈するので、これを防止する場合にはミョウバンなどの色調安定剤を併用する必要がある。

各種の安全性試験(急性毒性・催奇性・発ガン性など)の結果に問題はなく、FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会はコチニールレーキの一日摂取許容量を体重1kgあたり5mgと評価している。なお、コチニール色素は動物由来であることから、菜食主義や信仰上の理由から忌避されることがある
〜wikipedia「コチニール色素」より〜
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