日光街道の旅 日本橋~粕壁(春日部)宿 2023.08.11
8月11日(金)に日光街道の旅をスタートしました。
2023年4月1日に京都三条大橋にゴールした東海道53次の旅に続く、街道旅第2弾になります。
今回は自主企画ではなく、三重県在住のランナーFさんの計画した「日光街道の旅」に加わってのスタートです。Fさんは、東海道53次の旅の途中に全くの偶然から知り合った三重県にお住まいのランナーです。6月にはFさんの甲州街道ファイナルにも、調布から日本橋までご一緒させて頂いたばかりです。こうして街道旅のご縁で、仲間が繋がって行くのって楽しいですね。
さて、早朝の日本橋を東海道とは逆の方向に進みます。三越前を通り、浅草橋を通って雷門へと進みます。この辺りは東京マラソンのコースでおなじみのコースだし、新日本橋駅は総武快速、浅草橋駅は総武線の駅なので、千葉市に住む私にとって、この辺りは馴染みの多いエリアになります。
日光街道はさらに南千住、北千住と東京の下町を進みます。この辺りは信号も多いし、見どころも沢山あるのでほぼ歩き。ほとんど走っていない感じです。
南千住の駅を越える地点には、小塚原(コズカッパラ)刑場があったと記されています。そしてその少し手前には泪橋(ナミダバシ)と言う地名があって、処刑される罪人がここで別れの涙を流したとか言う話があるそうです。刑場と言うと鈴ヶ森を思い浮かべますが、南千住にもそんな場所があったのですね。そしてそこへ向かう道をコツ街道と呼んだとか。
北千住の駅前通りは、今でもアーケードのある商店街が賑わう昭和の雰囲気に包まれた素敵な場所です。駅前にも飲み屋のひしめく横丁があって、あちこちの商店街が寂しくなる一方で、今も賑わう商店街の風景は、なかなかいい感じです。
この千住宿の先で荒川を渡ると、もう街道史跡もあまり無くなってくるので、走り中心になって距離を稼ぎます。足立区が終わって埼玉県に入ると、そこはもう草加宿です。
草加〜越谷〜春日部と埼玉県に入ってからは、地名はよく聞くけどあまり行ったことのないエリアを東武線沿いに進みます。
午前中は思ったよりも暑く無くて助かりましたが、午後になってからはかなりの暑さに足取りも重くなります。しかしこの辺りはずっと市街地が続くので、コンビニや自販機には事欠かず、水分を大量に消費しながら耐えて進む感じでした。
この日のゴールは春日部駅入り口となる公園橋(西)交差点。私以外のメンバーは明日ここから再スタートして、小山の手前にある間々田宿まで進む予定です。私は明日用事があるので第一回の日光街道の旅は、これで終了です。間々田から先は12月くらいに実行されるようなので、明日みんなが走る区間は、涼しくなったら別の日に走っておきたいと思います。
今回は猛暑の中でしたが、走行距離41.4キロ。所要時間9時間15分の旅でした。
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