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旧中山道の旅 第一回 日本橋~上尾宿


1月7日の日曜日、東海道53次の旅に続いて中山道69次の旅が始まりました。第一回は日帰りで、日本橋をスタートして約43km先の上尾宿まで進みました。出来たらその4km先の桶川宿まで行きたかったのですが、JR上尾駅で日没終了となりました。日が短い時期は活動できる時間が限られます。途中見どころも多くて時間がかかってしまうので、まあこれは仕方のないところですね。

今回通過した宿場の数は、板橋宿、蕨宿、浦和宿、大宮宿、上尾宿と69次中5つでした。京都まで先は長いですね。時間を見つけながら、ゆっくり進んでいきたいと思います。中山道は山間部を進むところも多いので、足への負荷は大きいけれど、その分美しい風景も楽しめそうです。

この区間は旧中山道とJRはほぼ並走しているので、行程の調整はしやすくて便利です。しかし、中山道は東海道よりも鉄道路線とは離れている区間も多くて、これから先の日程調整には悩まされそうです。例えば長野県の佐久平から、難所の和田峠を越えて諏訪までは駅がありません。しかし距離は50km以上あるので、ここは思案のしどころとなります。

今回はニコパさん、カエルさん、私のレギュラーメンバーに加えて3人のゲストランナーが参加してくれました。レギュラーメンバー3人は、共に旧東海道53次を完走したお馴染みの仲間たちです。そこに、街道旅に興味をもった3人のランナーが新たに加わって、ワイワイと賑やかな旅になりました。

スタートはもちろん日本橋です。東海道を遥か彼方の京都に向かって一歩を踏み出したのは、もう3年近くも前のことになります。その頃のことを思い出しながら、今度は中山道で京都を目指します。

1月7日 5人のメンバーで日本橋をスタート。埼玉県に入って蕨宿からメンバーが1名合流します。
こんなプレートを付けて進みます。これを見て、声をかけてくれる人もけっこういます。
朝陽の差し掛かる、早朝の神田橋。
神田明神を通過。この辺りはお馴染みのエリア。


東大の赤門。
赤門から東大の塀沿いに進む。この辺りは小江戸大江戸のコースですね。
東大正門
日本橋を出ての最初の一里塚。しかし、標識があるだけで、一里塚は残っていない。
通称、巣鴨銀座へ。
これはいつ頃の写真だろうか。
とげぬき地蔵の前を通る。
ポストの上に「すがもん」
都内で残っているのはここだけになってしまった早稲田線を踏切で渡る。


中山道からちょっと逸れるけれど、映画「テルマエロマエ」のロケを行った稲荷湯による。
中山道最初の宿場、板橋宿に入る。
風情のある建築があちこちに。
今も賑わう板橋宿の中心、仲宿。
いい雰囲気の和菓子屋さん。
板橋には「板橋」という橋があったのですね。ここを渡ってゆきます。下に流れるのは石神井川。
ここはまだ東京ですが、目指す方向は「さいたま」へ
正面の塚が、志村一里塚
一里塚の痕跡のないところが多いけれど、ここは立派な一里塚。小さな土盛りした塚の上に、樹木を植えて遠くから見つけやすくしたそうです。
荒川を渡ります。川の向こうは埼玉県。東京都とはお別れです。
埼玉県の戸田氏に入ります。
埼玉に入るとすぐに、2番目の宿場である蕨宿へ。
蕨宿を行く。
旧街道らしく、所々に歴史を感じさせる建物が。
さいたアリーナの脇を通ります。
2月に参加のさいたまマラソンは、ここがスタート、ゴールでした。
蕨宿の次は、大宮宿へ。
大宮を過ぎるて、上尾市に入るころには、ちょっと薄暗くなってきました。
上尾宿まではなんとか辿り着きました。
今回は上尾入り口のこの交差点で、日没終了となりました。
次回はここからスタートです。
上尾宿に到着した6人の旅人たち。
今回の走行距離は43.1㎞でした。

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