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煮豚をただちにやれ

これはすでにタコ糸で整形してある親切な肩ロース オタクはチャーシューが大好きなんだ、俺は詳しいんだ
ということで煮豚はとりあえず作るには手順が簡単なうえ、まず悲しくなるほどの大失敗は起こらず、しかし時間はかかるため手軽に手をかけた感の得られるプロダクトでインスタントに自己肯定感をあげることができます。副産物の煮汁もしょうゆだれとして各方面に活用できる。スーパーでブロック肉を見つけたら嬉しくなってくれ

油少し多めに敷いて、まず表面を焼く。余分な脂を抜くための工程ですこれは。油は油に溶けるので、思い切ってしっかり油使って焼いたほうがさっぱり仕上がります。煮豚は初手焼きか?下茹でか?議論があるようですが、あくまで私の乏しい経験から語るならば食感の違いに現れてくるかと思います。焼きから入るなら繊維感の残るしっかり目の口当たりに、茹でから入るなら脂感の強い、口溶け滑らかな口当たりに。使う肉の部位にもよりますが…ネットのレシピでは柔らか食感が好まれ下茹でする例が多そうだったが左右されずに好みで決めるべし

よか焼き色

水、醤油、酒、みりん、砂糖にネギの青いところ、しょうが、にんにくを加え、中火で沸かしたらごく弱火で時間をかけて煮。たまに上下をひっくり返すこと。
鍋のサイズは肉がピッタリ入って動かないくらいがベストって檀一雄先生も言ってた。あんまりユラユラ動くと型くずれするし火通りが安定しないからですかね?調味料の配分はまあ適当にやってもうまくいくよ 水に対して醤油半分くらい、酒みりんはその半分くらい、砂糖はちょっと多くない?と思う程度 好みで八角、花椒なども入れましょう 火を強くしすぎると水分抜けきってカスカスになる説があります。時間かけるほどやわらかくなるのでこれも好みで調整。今回は一時間で終わらせた。煮終わったら火を止めて一晩放置。時間をかけて冷ますことで味が染みます

なんかめちゃめちゃ曇ってしまったけど完成です、二日くらい放置していた。外側はトロトロしているが内側は狙い通り繊維の残る食感、ギリッと噛み締めていただきましょう

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