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【大人になって出会った絵本】2024/08/16

2年前の夏、渋谷で『かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと』が開催され、”だるまちゃん”や”からすのパンやさん”が大好きなたくさんの人が会場を訪れました。私もその一人で、会場で記念に買った絵本とトートバッグは、今はそれ持つのに適齢の家庭に渡っています。

子どもにとっての本は、成長の過程で、聞くもの→対話のツール→ひとりで読み楽しむもの、へと変化しますが、『からすのパンやさん』は対話のツールとしてとても楽しめる本です。”からす”ファミリーとその他たくさんのたくさんの”からす”たちは、同じ”からす”だけれど、それぞれ特徴があります。また、ユニークなたくさんのパンも物の名前を覚える時期の子どもたちが形と名前を楽しく覚えられるようなパンばかりです。「どのパンが好き?」「チョコちゃんはどこかな?」と微笑みながら問いかけてくれるママやパパの姿が見えるようです。

以前コメントでは書いたのですが、私自身は忙しい共働きの両親と大勢の兄弟のいる家庭で育ったので読み聞かせをしてもらった記憶はほとんどありません。「あまり読み聞かせができてないんです」と子どもの成長への影響を心配される若いママの声を聞いたりしますが、大丈夫!時間や回数じゃないんですと私は自分の体験から自信を持ってそう伝えてあげたい。文字を覚える、本を好きになる、きっかけはどこにもあります。その子なりの成長を見守ってあげてください。
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