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学びの選択肢を増やすプロジェクト挑戦記 Day 22 | ビッグ・ヒストリーを見て②

こんちには。

インターンの黒澤です。


低気圧が続き、気分がなかなか上がりづらい日々ですが、法人の仲間のみんなは本当によく働いていて、素直にこの人たちはすごいなあと思います。

一方で、もっと生き物らしく、雨の日は仕事量はいつもの半分にするとか、そういう働き方も大いにありなんじゃないかなと思ったりもします。(現代でも、農家さんとかはそれに近い働き方だったりしますよね。)


プレスリリース ~セレンディピティ・ブックス・ダイアローグ~

中身に入っていく前に、今日法人で初めてのプレスリリースを配信したのでこちらにもシェアさせていただきます。


このマガジンでも時々書いていた、セレンディピティ・ブックス・ダイアローグという読書会についての情報です。面白さも学びの収穫も間違いないので、興味を持っていただいた方は、ぜひ一度ご体験ください。


TEDのビッグ・ヒストリーを見て


昨日の記事の続きで、デヴィッド・クリスチャンによるTED Talks「ビッグ・ヒストリー」の内容で僕が特に惹きつけられた2点の、ふたつめを書いていきます。



さて、昨日はDNAは何世代にもわたって複製されていく中で学習していくという話でした。これにクリスチャンは、DNAが、脳という一世代のうちに情報の蓄積と学習が行われる機能を生み出したと続けます。

さらに、動物の場合は個体が死ぬと失われる情報が、人間の場合は、言語という伝達システムによって次の世代へと継承できたことで強力な創造性を手にした、と言います。


こうして理解していくと、過去から学ぶということの意味がまた違って見えてくるように思います。

人類が誕生した20万年前から脈々と引き継がれてきたものがあり、今この瞬間に自分が学習していることは、未来の人類の知恵のひとしずくになる。


しかし、だからといって、何か気負って頑張るというのはどこかずれているような気がします。

むしろ、自分の中に眠っているであろう創造性や、自分にしかない感性みたいなものを丁寧に見つめてあげて、それらが存分に発揮できるような環境に身を置くことができたらいいような、そんな風に思います。


このことについて、科学的なエビデンスを出したり、論理的な立証ができるのかが、今の僕にはまったくわかりません。

しかし、生物が生まれたその時から、DNAが小さなエラーや環境への適応を繰り返してきたという、長い長い学習の歴史によって、ひとりひとりの人間にも個別にもって生まれた能力が備わっていると考えることも、できるんじゃないかと思うのです。


ビッグ・ヒストリーの視点を借りて、僕が勝手にこじつけたような話と言えばそれまでなのですが、学びの環境の選択肢がもっと幅広くあったほうが社会全体がのびのびしてくるだろうという仮説(願い)と合わせて、持っておこうかなと。


今日も読んでいただきありがとうございます。

またお会いできることを楽しみにしています!


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