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【高価値・高年収なエンジニアになるために必要な3つの要素】

エンジニアとして6年半近く働いていて、最近は、手を動かしての作業というフェーズではなく、エンド企業様でマネジメント業務したり、プリセールスやったりなどの機会も多く、色んな方々と接点を持つことが多くなりました。

自分の会社に限らず、自分の周囲で高年収なエンジニアの方や、高単価のエンジニアの方々には、共通している項目があるなーとっ感じたので、簡単にですが、図付きで説明します。

必要な要素は次の3つです。
 
①Input(いかに正確にニーズを捉えることができるか?)
②Skill(どんなスキルや引き出しを持っているか?)
③Output(相手の求めるアウトプットをいかに外さすに出せるか?)

 
まず前提として、高い単価や高い収入を得てる方々に共通するのは、ビジネス意識を常に持っているということが、共通するところです。

エンジニアだからスキルだけ磨きまくって、自分の好きな技術だけをやってれば高い収入になる!!ってわけじゃないってことですね。

世の中一般的にどういう方が高収入か?と言われると、業種に限らず、売り上げを沢山持ってくる人が高い収入になることが多いです。
 
これは我々エンジニアも例外ではなく、高い単価=高い売り上げとも、ほぼイコールではあるので、やはり単価が高い人ほど収入は高いです。

では、高い単価はどういう人に付くのか?と言われると、上記で記載した3つの要素すべてを基準点以上に達成できている人が、高い単価が付きやすいです。
 
それぞれの項目を簡単に説明すると、
 

①Input(いかに正確にニーズを捉えることができるか?)


図にも記載の通り、相手の求めているものを察する能力になります。

飲食店で言えば、この人はいったい何を食べたいのだろう?という察する能力。美容室だったら、この人はいったいどんな髪型にしたいのだろうを察する能力。アパレルでいれば、この人はいったいどんな服を買いたいのだろう?を察する能力って感じですかね。
 
我々エンジニアにはスキルがある人は多いですが、実はスキルはあくまで、お客様の求めるものを実現する際に使う一種のツールみたいなもので、超大事なのはニーズを外さずに捉えるということになります。

飲食店で肉食べたい!とお客様が言ってるのに、魚とか出したらまずいっすよね。。この人は肉を求めているんだ!ということを正確にとらえる能力がここのInputの能力になります。
 

②Skill(どんなスキルや引き出しを持っているか?)


ここの要素は我々エンジニアの基本的な要素という点になります。

構築ができるとか上流工程ができるとか、コンサル能力があるとか、マネジメント能力があるとかそういう部分ですね。勉強した分だけ身に付くというイメージを僕は個人的に持っています。
 
エンジニアが高い収入を目指そう!と思った際に、このスキル部分だけあればOKと勘違いしがちな方も世間では一定数いるのですが、絶対に必要な要素ではありますが、ここだけを極めれば高い収入は達成できるわけでもないってことですね。

※料理人が自分の好きな料理だけ勝手に作ってお客様に提供してればOKじゃないとの同じです。
 
ただ、スキルなしに、高い単価は付きずらいので、必ずスキルを身に着けるための勉強期間というのは必要です。

僕も駆け出しの2年目くらいまではここをさぼっていたせいで、あとから猛烈に勉強してスキルのキャッチアップをしたことは、今更ながらのお恥ずかしい話の1つです。
 

③Output(相手の求めるアウトプットをいかに外さすに出せるか?)


ラストがアウトプットになりますが、ここは、お客様の求めているものを、いかに外さすにアウトプットできるか?という要素になります。

①でニーズを捉えて、②でそれを実現するスキルがあっても、③で的確に表現できないと評価はかなり下がってしまいます。
 
例えば、飲食店でいえば、さっぱりしたものが食べたい!と注文がきて、冷やし中華を作ったとして、お客様に出したけど、実は若い女性のお客様でインスタに投稿できるくらいおしゃれな冷やし中華を求めていたというケースです。
 
この場合、あなたが超おいしい冷やし中華を出しても、見た目がいまいちな仕上がりだと、お客様のニーズを外したも同然なので、評価はあんまりされないのが現実な所になります。

なので、いかに①で正確にニーズを捉えて、そして、それを自分のスキルを使ってどこまで表現するか?が大事です。
 
スキルが高すぎる人は、Overな位のアウトプットをすることがあるのですが、お客様が必要としていないものは出さないという選択も実は求められます。
 

まとめ


で、ここまでの①、②、③の各要素の掛け算をしたものが総合評価となります。

ここの総合点が高いと、高い単価で仕事をした際にお客様側でもそれに見合った働きをしてくれているという評価をして頂けることが多いです。

逆に①や③の視点が抜けていると、どんなに②を極めても高い点数がとりにくいですし、逆にいえば、②の数値が50とかで、①が70、③が70とかあれば、総合点は高くなります。
 
冒頭にも書きましたが、クレームも一切貰わずにお客様から高い評価を得て、長期的に高い単価で契約できている人は、①、②、③の要素をそれぞれ全部クリアできている人が多い印象です。
 
ちなみに僕個人の感覚ですが、②のスキルは勉強すれば数値の爆上げは可能です。期間決めてとことん勉強しまくって、自分で検証環境作って構築とかやったり、資格を超勉強することで勝手にレベルはあがっていきますからね。
 
一方で①と③については、これは実務で数をこなす必要があります。

教科書を読んで再現できるものではなく、普段から仕事する中で、この人の求めているものは何だろう?を意識して仕事したり、仕事できる人を観察し、相手に対する表現力をどうやっているか?などを見て自分も取り入れたりとかすることで、身についていくという感じですね。
 
こうやってみると、エンジニアといえども、高い単価を取るためには、ビジネスマンという感覚で仕事することだ大事だな~とは思っています。

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