見出し画像

美味しいって概念は広すぎるからアテにならないが【#心の柔軟体操】

麻辣湯が好きだ。辣油やスパイスが加えられた、豚骨鶏ガラのさっぱりめ白濁スープに、太めの春雨や好きな具材を入れて食べる。

冷蔵ケースから、トングで具材をカゴに入れるのもエンタメ性が高くて楽しい。辛さや麺も選べる。究極の好きなものしか入っていない最強カスタム麺。幸福度が高い。

東京各地の麻辣湯屋さんを巡っているが、文明の利器がある時代、口コミを熟読してからお店を選ぶのが習慣になっている。

今日も検索をかけていたけれど、相当なことがなければ「美味しい」と書いてある(接客がひどいとかは抜きで)。

が、美味しいってとっても主観的で曖昧な表現だなと思ってしまった。

私にとってはイマイチなお店でも、美味しいと感じる人はいる。食事遍歴や求めるものによっても、美味しさの内訳はだいぶ変わるようにも思う。

日本ナイズドされた食事を好む人もいれば、現地色を極めた食事を好む人もいる。どちらが良くて悪いか、ではない。

美味しいから!という勧め文句では、物足りないんだな。その謳い文句で麻辣湯を布教していたな。相手の味覚をよく知っているかどうかにも左右されるけれど。あぁ訴求してなかったのか〜。

麻辣湯が、どう美味しいかって?食べれば中毒になる、としか表現できない。一口食べて、頭が殴られたかのような衝撃を覚えた。この世にこんな美味しいものがあるなんて信じられないって。あっ美味しいって言っちゃった。

今日は、日頃から勧めていた「羊肉串」を同期が初体験した。固唾を飲んで見守る。一口、二口と進み、ペロッと食べきっていた。微々たる緊張が立ち去っていった。勧めたからには責任あるし。

オススメがうまくいくのは、相手との関係性が深まる瞬間でもある。と私は思う。この人、間違いないなって思ってもらえるかの分かれ道感は否めない。

「美味しい」って共通認識のようだけれど、目指している世界は人によってまったく違うんだろうなぁ。

ちなみに。麻辣湯でおすすめの具材は、腐竹(乾燥湯葉)、木耳、ハチノスです。ここにお肉系とお野菜系を入れれば完璧。パクチーはお好みで。鴨血も良い。

ご参考までに。好きなもの:酸辣湯、バッファローチキン、カオマンガイ、トムカーガイ、麻婆茄子、茄子南蛮、平壌冷麺(氷シャリシャリ)、寿司(貝類、白身系、いかたこ)、ヤムウンセン、腸粉、ビリヤニ、かためプリン、ブンチャ、海老のウエハース巻き揚げ、チャンジャ、コプチャン、油淋鶏、肉吸い、あん肝、白子ポン酢、塩キャラメルなど。

↑これを見て、身に覚えがあれば、ぜひ行ってみてください。近々、おすすめの麻辣湯屋さんをまとめてみたい。

日付:2019年8月30日(金)、執筆時間:約30分(手直し10分)、場所:自宅、音楽:くるり「琥珀色の街、上海蟹の朝」

振り返り:毎日投稿のはずが、0時をこえてしまった。ショック。1時間と少しは許容範囲ということで………………。そして、味覚について語るはずが、麻辣湯を語ってしまった。はて。

毎日、仕事の休憩時間にエッセイ?を書き続けている方をとてもリスペクトしており、毎日ではなくとも書いてみようと思い立ってみた。#心の柔軟体操 と名付けてみた。本当は心の筋トレにしたかったけど、既出だったので。出勤か退勤時に書ければいいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?