猫ちゃん大好きブログその11「庵野監督のプロフェッショナル」


猫ちゃん大好きブログです。金子です。

はいこんにちは。
こんばんは。
当たり前のように、「本番前でけっこう大変なのですが」以外書くことないのですが意地で更新します。
12時まであと20分。

今回「何を見ても何かを思い出すと思う」の演出をしながら、まぁいつもなんですが、マジで演出が分からなくて、「演出って何?」と思いながらやっています。まぁでもみんなそうなのかな…。

そういえば庵野秀明さんのプロフェッショナル見たんですが。あれ、小劇場の演出家は絶対マネしちゃダメですね。当たり前ですが。まず、あれを要求できるほどスタッフや演者にお金払えるところなんかあるわけないし。パワハラに繋がりかねないですね。
でも、とてつもなく僭越ながら「なんか分かる…」とか思うところがありました。

ここまで作り込んだけど、「なんか違う」が拭えない。ギリギリまで粘ってみて、「あんまりだけどもうこれで行こう」「いや、一からやり直そう」でめちゃくちゃ迷うというのがよくあります。みんなあるか。

そしてこれもみんなそうだと思いますが、頭の中で考えてる時は傑作で、書いてみるとなんか違くて、それを具現化する段になるとさらに違う、みたいな。イメージだけで作ってるとどんどん作品が小さくなっていく感じがするんですね。
それは「感じ」だけでなく、実際正しい部分があるわけです。(「考えすぎ」で間違ってることも当然あります)
だから外から何かを呼び込もうとしたりして、人にアイデアを求めたり(そのわりにボツにする)作品が自分の手を離れて歩き出す瞬間(めったにない)を待ったり、待ちきれなくて今までの積み上げを崩したりするわけですが。

だから庵野監督のあのやり方は正直、「作品作り」という面だけで考えたらかなり理想的な気がします。羨ましい。周りの人は大変だし、自分も孤立してしまうので、僕には出来そうにないですが。
まぁ、僕自身が「当たり障りなくそれなりにみんなと仲良く、うまくやろう」と思ってしまう、わりと空気を読もうとする性格なので(身近な人には「は?」と思われる方もいるでしょうが)もう少し、クリエイトファーストで、色々やっていきたいなと思う所存です。

今回の公演「何を見ても何かを思い出すと思う」はわりとそれが出来ている気がします。

そんなわけで、コロナ相変わらず大変ですが、よろしくお願い致します。


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