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【インプレ】ディープリムなのに超軽量。Elitewheels DRIVE 50Dを500km使用した感想

今回はロードバイク用ディスクブレーキホイール。Elitewheels (エリートホイール) の人気モデルと思われるDRIVE 50Dを使用したインプレッション記事を残していく。

ライド中の一コマ

今回特別にクーポンを用意していただきました。

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※DRIVEシリーズのホイールで使用可能
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DRIVE 40D インプレッション




前提


筆者はレースにエントリーはおろか、日々のトレーニングすら行わない、所謂趣味で自転車に乗っているエンジョイ勢の枠組みに入ると思うが、機材は揃っておりサイコンや各センサー、パワーメーターを所持し体感だけでなく数値として変化を確認することができる。

今回はDRIVE 50Dを約500kmほど使用した感想を残す。

因みにDRIVEホイールのロゴは「シルバー」「ブラック」の2種類が用意されているが、筆者のDRIVE 50Dはブラックロゴとなっている。

DRIVEロゴは目立たなくなるがステルスでGood

リムが恐ろしいほどにピカピカになっているが、お気に入りのゼロフィニッシュでコーティング。リムブレーキモデルのホイールには絶対に使用しないでください。


筆者のホイール遍歴など


当人が今まで使用してきたホイールや、使用者の好みでも変わってくるだろう。そのため、参考程度に以下の情報を残しておく

ホイール遍歴
FULCRUM RACING ZERO NITE、HYPER38、HYPER50、YOELEO SAT C38 DB PRO、ROVAL C38、Rapide CLX Ⅱ、ZIPP 303 FIRECREST、DURA-ACE WH-7900 C24、FARSPORTS Ventoux S4、Elitewheels DRIVE40D

筆者について
平坦メイン、登りは苦手、カフェによく行く

ウッキウキでカフェに着いたら定休日


ホイールのスペック


詳細は以下に記すがリムハイト50mmで、重量がペア1300±30gと超軽量となっており素直に凄い。ディープリムと呼ばれる部類では最軽量クラスだと思われる。

DRIVE50D
リム
ホイールサイズ 700C
タイヤの互換性 クリンチャー/チューブレス
リムハイト 50 mm
内幅 21 mm
外幅 28 mm
リム仕上げ グロッシーマーブリングブラック

ハブ
フロントハブの間隔 12×100mm / QR×100mm
リアハブの間隔 12×142mm / QR×135mm
ベアリング S&Sセラミック
ブレーキの互換性 ディスク(センターロック)
フリーハブタイプ 4つの爪
フリーハブの互換性 シマノ / SRAM XDR / カンパニョーロ

スポーク
フロントスポークパターン 2X/ラジアル (2:1)
リアスポークパターン 2X/1X (2:1)
スポーク数 21F / 24R
スポークタイプ カーボン
ニップルタイプ 合金安全ロック

その他
付属品 リムテープ(装着済)、チューブレスバルブ(装着済)、スポーク(4本)
重量 (ペア) 1300±30g
ライダーの体重制制限 285ポンド/ 130 kg
推奨タイヤサイズ 700×25~38℃
認証 UCI承認済み

Elitewheels DRIVE 50D 製品ページより


使用環境


  • フレーム:HANDSLING A1R0evo

  • ホイール:Elitewheels DRIVE 50D

  • タイヤ:CONTINENTAL GP5000 25C クリンチャー

  • チューブ:TIOGA ULTRA LIGHT

  • ローター:SHIMANO RT-CL900 (F160mm, R140mm)

ブラックロゴで統一感がアップしている


評価基準


色々と説明を入れると要約するとどうなの?って話になるので分かりやすく各項目★5段階評価を設定

前もって言っておくが、今回は50mmのディープリムホイールで1300gと超軽量となっている。今まで使用してきたディープリムとは全く印象が異なるので、ディープリムに慣れている人も、そうではない人も扱いやすいとても面白いホイールとなっている。


発進・加速


評価:★★★★☆ 4

★4の評価だが、ディープリムホイールとしてはかなり俊敏な部類。ディープリムのみで考えたら★5を付けたいところだが、発進・加速についてはリムハイトが低く超軽量のDRIVE 40Dに軍配が上がる。

加速についても、他のディープリムと比べるとかなりしやすく、とても楽しいホイールとなっている。恐らく1300gという超軽量が活かされているのだと思われる。

ディープリムにしては発進がとても軽い


剛性感


評価:★★★★☆ 4

柔らかいという印象は全く無いが、硬すぎず個人的にはとても良い印象の剛性感。以前履いていた50mmのホイールは、とにかく硬く発進も登りも脚にダメージがきて辛い印象だったが、DRIVE 50Dは本当に丁度良い硬さになっている。

硬さについては個人の好みがあるので全員同じ印象にならないと思うが、筆者としてはかなり好きな剛性感だ。ディープリムは硬すぎるから敬遠しているという人にもおすすめしたいホイールの一つと考える。

休むダンシングも普通のダンシングもいけるゾ


高速域・巡航性能


評価:★★★★★ 5

これは本当に素晴しい。走ってて気持ちがいいと思えるホイール。

以前履いていた50mmのホイールはリム側が重かったので、ある程度の速度に乗せることができれば惰性で進んでいる感じが強かったが、その領域に到達するまでにパワーを多く使っていた。

DRIVE 50Dは超軽量が活かされており、以前履いていた50mmに比べるとその領域に行くまでのパワーも抑えることができ、惰性も効かせて走れるので走っててとても気持ちいいホイールだ。

ただし、他ディープリムホイールと比べると惰性の効きは少し薄れるかもしれない。超軽量はメリット・デメリット両方あると考えた方が良いと考える。ディープリムが苦手な筆者だがDRIVE 50Dはとても好きなホイールの一つになっている。

ディープリムは平坦が気持ち良すぎる


横風耐性


評価:★★★☆☆ 3

横風の影響は普通に受けると思っていたほうが良いが、筆者が過去に経験したことのある50mmハイトのホイールよりはマシな方である。その為★3と評価した。

スポークがきしめん形状のエアロブレードなので、それも横風の影響に多少関係していると考えている。

普通の丸スポークより横の面積が広い


登坂性能


評価:★★★☆☆ 3

以前履いていた50mmのディープリムホイールよりは登りやすい。これは軽さと個人的に好きな剛性感がディープリム特有のデメリットを軽減させていると考える。

ハッキリ言うと登りやすいホイールではないが、他ディープリムホイールと比べると登りやすい印象。

ディープリムホイールは平坦と下りで本領が発揮されるホイールであり、真逆の登りではデメリットになるのが基本だと考えているが、DRIVE 50Dは50mmハイトにも関わらず、同ジャンルの他ホイールと比べると、まだ登りやすい部類のホイールに仕上がっている。

登りに特化したいならDRIVE 40Dを強くおすすめしたい。

写真はイメージです。Photo by ノブさん


コストパフォーマンス


評価:★★★★★ 5

カーボンリムとスポーク、ハブのベアリングにはセラミックを使用し、ペアで1300g±30というディープリムの部類にも関わらず驚異的な軽さを実現している。このスペックのディスクブレーキ用ホイールは非常に珍しく素直に凄い。

価格も凄い。Elitewheelsは企画から製造まで一貫して自社内で行っており、大体的なプロモーションも行わないことから販売価格が抑えられている。

2023/10/31 のレートだと
通常1,189.00 USD、日本円で約178,647円になる
※クーポン未使用時の価格

このスペックで考えるならコストパフォーマンスは高いだろう

やはりディープリムは見た目もカッコいい


総合評価


評価:★★★★☆ 4

各項目で使用した感想を述べているとおり、超軽量でコストパフォーマンスは高いホイールだと思う。ディープリムで超軽量のためオールラウンドの使用を想定したホイールと思われたが、完璧なオールラウンドホイールではなく、平坦寄りのオールラウンドホイールの印象。

「それオールラウンドって言わないよ」って言うのはやめてくださいw要約するとその感想が一番的確なんです。

レースシーンでは、通常のロードレースや平坦基調のコース、それにクリテリウムレースにも向いていると思われるが、ヒルクライムレースに向いていないと考える。

初めてディープリムを使ってみたい人に凄くオススメしたいホイールと考えている。ディープリムホイールは登りが辛すぎる印象しか持っていなかったが、DRIVE 50Dは他のディープリムホイールよりも登りやすい印象だ。

登りと加速に特化したいならDRIVE 40Dを強くおすすめするが、DRIVE 40Dは平坦にあまり強くないので注意が必要だ。

ディープリムなのにとても扱いやすいホイール


日本代理店と他ユーザーの感想


2023年10月時点だとElitewheelsの日本サービスセンター(所謂代理店)は東京の稲城市にある TRYCLE となっている。

TRYCLEは元プロロードレーサーのタブチンさんが運営し知名度もあり、メカニックはノリさんが担当。技術も確かなものだ。

TRYCLEの X (旧Twitter) アカウント

同年7月に行われたTRYCLEの単独試乗会に参加し動画を撮影してきた。DRIVEホイールを試乗した人達の感想も聞ける動画となっている。時間があるときに見てほしい。

TRYCLEでもDRIVEホイールを販売しており、日本国内向けにECサイトも用意している。日本のプロショップが運営しているECサイトなので、海外通販が不安という方はTRYCLEからの購入をおすすめする。


前後リムハイト違いで購入できるようになった


一部ユーザーには嬉しい情報かもしれない。Elitewheels公式ページで前後リムハイトを別々に選択して購入が可能になった。

Elitewheels公式ページより

ディスクブレーキモデルとリムブレーキモデル両方が選択可能だ。ディスクモデルにUCI認証済みの文字がないのは、45mmのホイールがまだ認証されていないとのこと。UCIへ認証依頼中らしいので認証され次第、更新すると思われる。

フロントのリムハイトを40mm、リアを50mmにすることによりハンドリングの安定性と空気抵抗を軽減できるなど、それぞれのホイールの良いとこ取りをできる組み合わせも可能かもしれない。

日本代理店のTRYCLEも同様のサービスを始めているので気になる人は問い合わせを。因みにTRYCLEのみ有料レンタルサービスにも対応している。

DRIVE 40D、シルバーロゴ


お得に購入する方法


今回特別にクーポンを用意していただきました。

Elitewheels公式ページ で使える15%OFFクーポンがあるので是非ご利用ください。

15%OFFクーポン:
COMPODERING

※DRIVEシリーズのホイールで使用可能

公式サイトのみクーポンの使用が可能


最後に


ここまで見ていただきありがとうございました。

久々に履いたディープリムホイールですが、ここまで扱いやすい50mmのホイールはあまりないと思っています。

以前履いていた50mmのホイールは硬すぎて鍛えていない私の脚では到底扱える代物ではありませんでしたが、Elitewheels DRIVE 50Dは初心者でもかなり扱いやすい部類のディープリムホイールだと考えています。

しかもカッコいいので文句なし

似たようなスペックのホイールでも全然感触が違うので、自転車って本当に奥が深いですね。色んな製品を試せる機会があることに本当に感謝しています。

では今回はこのへんで!
次の記事も楽しみにしていてください。

自転車のYouTubeチャンネルやってます!
お暇な方是非見てください!


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品質チェックの動画も公開しているので見てみてください。動画より文字を見るほうが好きな人もいると思うので、品質チェックの記事も今後作成してみます。


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