ロードバイクとフレームバッグの相性が良すぎたので泣きながらオススメしたい BBB MIDDLE MATE BSB-142 レビュー・インプレ
はじめに購入した経緯 (前置き) があるので最初に伝えておきます。この記事はフレームバッグ「BBB MIDDLE MATE」のレビュー・インプレ記事です。小型、もしくは大容量のバッグで悩んでいる方もいると思いますが参考になると嬉しいです。
対象フレームバッグはこちら
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購入した経緯
趣味には人それぞれ拘りがあります。筆者はスポーツ自転車、所謂ロードバイクが趣味になって4年以上経過していますが、ずっと拘ってきたことがあります。それは
「フレームにバッグ類は付けない」
この拘りをずっと守ってきました。理由は「何も付けないほうがカッコいいから」それだけです。たったそれだけの理由でずっとバッグ類は付けていませんでした。
近いうちサイクリングイベントに参加することになったので、撮影機材の増加、あらゆる問題に対応するため今回重い腰を上げてフレームバッグを購入。参考になった人もいたのでそれも後押しになった。
いざ使ってみると便利過ぎて感動したので記事化することに。当初は撮影機材の増加に対応するためだけに使用を考えていたが普段でも使い続けそうな勢い。
私と同じ理由でバッグ類を付けない人もいると思うので、そういう人達にも是非見てほしい記事です。
何故BBBのフレームバッグを購入したのか話すと長くなるので、今回はレビューとインプレに特化した記事にします。
フレームバッグ BBB MIDDLE MATE
今回フレームバッグはSサイズを購入。
ブランド:BBB
製品名 :MIDDLE MATE | BSB-142
カラー :ブラックのみ
容 量 :Sサイズ 3L、Mサイズ 4L、Lサイズ 5L
以下、公式から引用
外観
両サイドにファスナーが付いており中に仕切りがあるので2つ部屋があることになる。これは地味にgood。BBBのフレームバッグが個人的にカッコよく、サイズ感も理想に近かった。
公式の大きさ (Sサイズ)
横 40cm、幅 7cm、縦 12cm
実測の大きさ (Sサイズ)
横 38.7cm、幅 4.5〜6cm、縦 12.6cm
計る箇所によって若干大きさが違うので参考程度に。幅はヘッドからシートチューブにかけて太くなっていく仕様。
雨の日にまだ走ってないので耐水性は不明。確認が取れ次第また記事を書きます。
反ドライブトレイン側はメイン収納より部屋が細くなっているのでスマホやサイフなどを収納するのが良いかもしれない。
実際の容量
今回Sサイズを選択。スペック表記だと3Lの表記。正直「3Lってどのくらいやねん」って話なので参考になるように色々と突っ込んでみた。
もう少し詰めればもっと入るが、これ以上パンパンに詰める人は殆ど居ないと思うので詰めるのはこの辺で
スマホ
モバイルバッテリー
Type-Cケーブル
サコッシュ
チューブ3本
マルチツール
Co2ボンベ2本
Ulanzi製ミニ三脚 F38マウント
デオドラントスプレー AG+
日焼け止めクリーム
自転車の鍵 ABUS1500
3Lと言っても結構入る。個人的に160kmくらいはバッグを持たなくても走れるので、この装備なら更に走ることができそうです (走れるとは言ってない)
ただ荷物を詰め込みすぎると横に膨らみ、ペダリング中に脚に当たりやすくなるなど問題が発生してくる可能性があるので、実走でパンパンに詰めるのは最終手段と考えておいた方が良いと思う。
使用した感想
フレームバッグを装備して合計100kmほど走りました。
撮影時は荷物が増えるので収納スペースが増えるのは重宝するが、撮影ではない時でも頻繁に使っている。スマホも全てフレームバッグに入れて、ジャージのバックポケットに何も入れない状態で走ることができる。
快 適 す ぎ
ジャージのバックポケットにスマホ、サイフ、鍵は必ず入れていたのだが、それが背中にあるとないのとでは天と地の差がある。
たまにジャージに着替えるのが面倒な時がある。以前までジャージ以外で走る時はサコッシュを背負っていたが、フレームバッグを利用することにより、寝間着で何も背負わずに走ることができる。
ン ギ モ ッ ヂ ィ イ イ
何だこの快適すぎるストレスフリーな状態は…
ただしトレーニングとかレースに向けて走っている人は付けないほうが良いと思う。無駄な重量は増えるし、何よりペダリング中に脚に当たるのが気になる人がいるからだ (オフのライドは付けても良いと思う)
筆者が使用している時もたまに当たることがあるが、トップチューブバッグに比べたら全然当たらない、当たっても気にならない許容範囲。
人によりペダリングの仕方は違うので一概には言えないが、所持しているトップチューブバッグは高さが9cmある。そのバッグよりは明らかに脚に当たらない。
メリット
「収納スペースが増える」と言えばそれだけなのだが、収納スペースが増えることにより得られるメリットを以下に箇条書きでまとめる。
ジャージのバックポケットを空にできる
寝間着で何も背負わずに走れる
信号待ちのときに意外にサッと取り出せる
自転車用の鍵も気軽に収納できる
デオドラントスプレーも気軽に持ち運べる
日焼け止めクリームも気軽に持ち運べる
コンパクトなウィンドブレーカーも収納できる
サコッシュを忍ばせておけば臨機応変に対応できる
家族のお土産も収納できる (サコッシュあると尚良し)
モバイルバッテリーがあればスマホの給電もできる
何回も見てると慣れてきてカッコよく見える(?)
空気抵抗が良くなる(???)
デオドラントスプレーについて
走る→汗をかく→臭くなるのは仕方ないことだが、仲間内は許せても関係ない人達からしたら汗のニオイは良い気分はしない。たぶん良いと言う人は人口の一割も居ないと思う。運動しているから汗をかくのは仕方ないと理解してくれる人はいるが、それは理解しているだけで臭いはしない方が120%良いでしょう。
周りへのエチケットとしてそういう意識は持っていたいと考えている。筆者は最近カフェばかりに行くので尚更周りが気になるお年頃なのである。
因みにオススメはシュアラスターのゼロバリア。これ臭いが一瞬で消えるので凄い。この記事を書いている時は自宅に在庫がなかった。
日焼け止めクリームについて
可能なら追加で持っていきたいところ。出発前に塗っても汗をかくと効果は薄れる。効果が薄れると暑さで無駄に体力を消耗するので休憩中に追加で塗っておきたいところ。
沖縄は12月頃まで日中帯は暑いので長く使うことになる。プロメカニックから聞いたが、携帯する日焼け止め用品に関してはブリサマリーナがオススメとのこと。筆者も近いうち購入予定。
デメリット
実はペダリング中に脚にあたる以外にも使用してて気付いた点がいくつがあるので箇条書きでまとめる。
ペダリング中に脚にあたる時がある
フレームバッグ分の重量が増える
横風の影響を受けるかもしれない
見た目が気になる人がいるかもしれない
走行中に給水がしにくくなる
フレームに傷が付く
貴重品を入れている場合は毎回取り出す必要がある
トップチューブをガッツリ持って運べない
トップチューブにかけて保管するハンガーが使えない
走行中に給水がしにくくなる
これは予想通り。フレームバッグに干渉していないところに給水ボトルを設置して回避するしかない。もしくは横から取り出せるタイプのボトルケージにするなど、フレームバッグ導入を考えている人は検討する必要がある。
フレームに傷が付く
事前に把握していたので3Mの表面保護テープを貼ってフレームを保護している。水をかけて接着させるので剥がす時に跡も残らずフレームを保護してくれる万能テープ。接着面を水で濡らせばやり直しも効く。傷が付いてからでは遅いので最初から貼ってたほうが良い。
貴重品を入れている場合は毎回取り出す必要がある
それはそうだ。貴重品をフレームバッグに入れているならコンビニや少し自転車から離れる時は毎回取り出して持ち運ぶ必要がある。こればかりは仕方ないと諦めるしかない。
トップチューブをガッツリ持って運べない
使ってわかった地味にウィークポイント。筆者は都合上、よく自転車のトップチューブを持って運んだりするのだが、フレームバッグが付いていることによりガッツリとトップチューブを掴むことができなくなった。そのため、掴める範囲内で掴んでおり (トップチューブを摘んでいる感じ) 持ち運びが少しやり辛くなった。
トップチューブにかけて保管するハンガーが使えない
これも使ってわかったウィークポイント。自宅にトップチューブにかけるハンガーを使って保管するバイクも一部ある。その場合、一々フレームバッグを外す必要がある。正直言うと面倒である。
これは対象製品に限らずフレームバッグ類はほぼ該当すると思う。フレームバッグの購入を考えている人は、その点も問題ないか検討する必要がある。解決策はフレームバッグを都度外して保管するか、別の保管方法を導入するしかないだろう。
まとめ
フレームバッグ「BBB MIDDLE MATE」について、メリット・デメリットをお話してきたが (というかフレームバッグ全般のメリット・デメリット)、当分使い続けると思う。それはデメリットの部分よりもメリットの方が強く恩恵を感じているから。
フレームバッグを導入する場合、各サイズを詳しく調べる必要がある。色々と言いたいことはあるが幅はあまり大きくない方が良いと思う。細いほうが脚に当たる確率を減らすことができる。勿論、長さと高さも確認が必要。
ライド中の荷物をどうにかしたいけど、フレームバッグは見た目が…など考えている人も一度検討してみてほしい。
見慣れてしまったのか、今のフレームバッグを付けている状態でも個人的にカッコよく見えてしまっている。更にゴチャゴチャ感がほしいと思い、新しくトップチューブバッグを今日ポチってしまった…
シンプルザベストの精神は崩壊しました。
終わりに
今回紹介したフレームバッグ
フレームとホイール以外のインプレ記事を書くのは初めてでしたが意外と面白いですね。動画編集はPC派なので片手ではできませんが、スマホ片手に記事を作れるのは素直に良いです。
前回作成した YOELEOのレビュー記事 が過去最高の伸びを見せており鉄は熱いうちに叩けってことで、自分のお尻にムチを打ちました。
フレームバッグの導入にあたり色々と実施したこともあるので、それは別記事でまとめようと思います。今後も色んな記事を作っていくので機会があればまた見てほしいです。
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それでは今回はここまで。最後まで見てくれてありがとうございました。
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