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私たちって誰かの言葉に救われてるね。

「ずっと心の中にあるモヤモヤを
抱えて一生生きるのかな。」

そう思ってドライヤーで髪の毛を乾かしながら
鏡に映る自分の目を見ると
涙が出てきてしまった。

負けず嫌いで、すぐ泣いちゃう
19歳の私の、
まだ短い人生のちょっとした物語。




「忙しさ」と「責任」と「余白」

私は小学生の頃から何事においても
1番であることが好きだったし、
他者がやっていないことに挑戦するのが好きだった。

小学生のとき、
「さようなら!」って言い終わった瞬間に
教室かけだして
横断歩道まで一番最初に辿り着けるかどうか
謎に競争してた。

中学生のとき、
成績が一番良くなかったら、
みんなの前で泣いちゃったこともあった。

高校生のとき、
プレゼン大会で優勝しなかったら、
自分がこの大会に出てる意味がないと
自分にプレッシャーをかけていた。

自分の思い通りにならない結果や、
他人よりも劣っていることが
悔しくて、嫌で、
常に優等生でいようとしていた。

私の高校生活はコロナ禍とともにスタートして
「ステイホームでゆっくり〜」
ではなく、
オンラインでひたすら参加できる課外活動を探して参加したり、
IBの勉強をしたりと、
何かと忙しかった。

でも、
自分が忙しいとは思っていなかったし、
むしろ自分のやりたいことがたくさんできて、
学べて成長できて、
全然苦痛じゃなかった。

うん。

たぶん、
私にとっては物理的な忙しさ
全て自分で選択して行動していることであって、
その選択と行動には自分で責任を持つこと
重要だと思っているから、
物理的な忙しさは問題じゃないのかも。

「じゃあ、あなたはなぜCompathに興味持ったのさ!!」

って思いますよね。

私は、
物理的なスケジュールや生き方に関する
「余白」
よりも
考えることや思考すること、自分に対する
「余白」
が必要だったのかな〜と思います。


「あなたはあなたのままでいるだけで価値がある」by 安井さん


私は将来の夢が決まっていません。

将来の夢が決まっていないから、
行きたい大学も高校3年の8月まで
決まらなかった。

将来の夢が決まっていないから、
とりあえず色々学べる、
リベラルアーツの大学に入った。


でも、
本当にそれで良かったのかな。

私は
国際バカロレア(IB)という教育を受けて、
ディプロマ・プログラム(DP)の資格を取得した。

DPの資格を取ると世界中の大学に出願できて、
高校時代に大学レベルの内容も学ぶから、
授業単位に変換してくれる大学もある。

とりあえず、すごい資格です。

だから、DP取得した人は
海外大学に進学したり、
国内でも有名な大学に進学する人が多かったりする。

私の仲の良い友達も、
世界ランキングトップ10位に入る大学に、
全額奨学金で合格した。

本当にすごい。尊敬。

そして、私は#せかい部という
文科省の団体に高校生運営として入っていた。

その団体のメンバーもすごい人たちばっかりで
アメリカやアブダビにある有名大学、京大、東大に合格する人もいれば、
アフリカで起業とかしてる人がいた。

そして、みんな大体東京で顔を合わせて、
すごい人たち同士の人脈を広げている。

自分の周りがキラキラ輝いて見えて、
「私は秋田で一体何をしているんだろう」
と思ってしまった。

私も海外大学に合格したのに、
なんで奨学金に応募しなかったのか。

なんで東京にある大学を受験しなかったのか。

なんでもっと計画的に自分の将来について考えてこなかったのか。

なんで自分の小さい頃の夢の「国境なき医師団の医師」になるという夢を諦めちゃったのか。

私は何がしたいのか。

たくさんの後悔疑問
私の心の中の中に広がっていった。


自分がありたいままの自分でいられているのか。

自分とゆっくり向き合う時間・思考もなく
ここまで生きてきちゃった感
を感じた。

そんな時にたまたま Facebook に流れてきた
Compathの広告。

「北海道にこんなのやってる会社があるんだ〜!」

と地元ラブな私はすぐにGoogle先生を開いた。

そしてどんな人がこの会社を運営しているのか気になって、
メンバー紹介のnoteを読んだ。

一人一人のnoteを読んでいるうちに、
私の目から涙が流れていた。

特に涙が溢れちゃったのが
安井さんの
「あなたはあなたのままでいるだけで価値がある」
という言葉。

この言葉を見た瞬間に、
すごい涙が溢れてきちゃって、
自分の中で何がモヤモヤしていたのか
分かった気がした。

今までは同じ土俵というか、
環境というかコミュニティに所属していた人たちが
周囲からとっても尊敬されるようになる中で、

自分だけが何もすごいことできている気がしなくて、
自分の存在価値が分からなくなっていた。

他者比較ばかりして、
自分に焦点を当てることを忘れてしまっていた。

だから、
安井さんの
「あなたはあなたのままでいるだけで価値がある」
という言葉にとても救われて、

「うんうん。そうだよね。
自分のことをもっと大切にしてあげないとね。」

と気付かされた。

もっと自分で選択してきたことを
尊重してあげよう
って思えた。

もっと自分の今できることの中で
頑張ろう
と思えた。

この言葉にとっても救われて、

私も私のように、

「今の自分が選択したきたことは正しかったのか。」

「本当にこのままで私、いいのかな。」

と悩んでる人を助けたいし、
気持ちを共有して少しでも誰かを
少しでもニコッ、って笑顔にするお手伝いができないかな、

と思いました。

自分を振り返るために、
自分を受け入れられるようになるために、
自分のやりたいことを再認識するために、
同じ気持ちや不安を抱える若者を少しでもサポートするために、
Compath のインターンに応募しました。


他のインターン生とは、
もしかするとちょっと違うテイストな
「余白」かもですが、

自分を認めてあげる心の「余白」
私は大切にしたいです。

そして他者のことを受け入れる心の「余白」
今の社会にはとっても大切だな、と思います。

自分もまだまだ「余白」初心者ですが、
自分のペースで、
ゆっくりでもいいから、
時間をかけてでもいいから、
皆さんと一緒に「余白」を創って、
多くの人が笑顔で自分らしく生きられる社会に
少しでも貢献できたらな
、と思います。


最後まで読んでくださりありがとうございました🌷🤍

p.s. 高校の時に植物の研究してたんですけど、
植物が太陽の恵をたくさん受けて育つように
人からの恵みを受けることに感謝して生きたいです🌱

文筆:ののか


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