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ミドルコース

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School for Life Compathのミドルコースに関するレポートをお届けします。
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#夏休み

人生に余白を。 じっくり自分と社会を探究する、大人の学び舎Compathです。

”人生に余白が欲しい”って思う瞬間ありませんか? 私たちには、ありました。さかのぼること、2017年、当時会社で働きはじめて5年目。仕事の達成感で日々は充実しているけれども、上りのエスカレーターを早足で登っている感覚で過ごしていて、いつか足が攣ってしまいそうな不安と共にありました。 もっと頑張らねば。上へ上へ歩みを止めない。根本には、なにかから置いていかれるような不安があった気もします。未来のために今を削る日々。仕事に役立つ筋肉ばかりが育ち、自分のやわらかい部分は大切にで

就活をやめて放浪した大学最後の夏 前編

中秋の名月の夜。 大きいお月様に夜道を照らしてもらいながら、私は誰もいないだたっぴろい道路の真ん中を1人、ほろ酔い気分で歩いていた。 「なんも見つからなかったけど、ここに来てよかったなあ」とぽろぽろ泣いていた。 この夏、私はコロナ感染者が増えて張りつめていく大阪を離れ、北は北海道東川町でCompathのプログラムに参加した。 約1年前にご縁がありCompathを知った私は、なりふり構わずCompathでインターンすることを直談判。晴れて、インターン生としてCompathの運

就活での違和感から辿り着いた人生の学校。「自分らしく豊かに生きる権利も、社会を生きやすくアップデートできる力も、わたしたちの手の中にある」

「立ち止まりたい、余白が欲しい」。 違和感まみれの就活中に何度もそう思いました。でも、時間はどんどん進んでいくし、止まることがまるで許されていない。違和感に蓋をしてとりあえず目をつぶってでも前に進むしかありませんでした。 そんな私が、Compathと出会って「一度、立ち止まる」選択をとりました。 立ち止まって、余白を味わうことで見えた世界がある。ミドルコースで過ごした28日間は「あったかいけど、ぬるくはない」。そんな感じです。 ミドルコースを経て私が知ったことは大きく分

北海道東川町で過ごした1ヶ月

夏休み1ヶ月間、株式会社Compathが運営する、北海道東川町でのプログラムに参加してきました。21〜44歳の8人の参加者たちとの共同生活です。私の体験のシェア、そして備忘録として残そうと思います。 〜出発前〜 *計画的にこなす毎日あらゆる選択肢を吟味して、やりたいことの実現のためにいつも綿密にスケジュールを立てて計画的に生きる私。毎日過ごす時間を意味ある時間にしようとしてた。Googleカレンダーが埋まっていると、充実した時間を過ごせているようで安心する。しっかり確認して