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外国人が我が家に遊びにきた2週間

外国人が我が家に遊びにきた2週間知り合いの米国人が家族で2週間ほど我が家に滞在しました。

30代夫婦と11ヶ月の赤ちゃんを連れてNYから遊びにきてくれました。

我が家はよくいえば、昨今流行りのミニマリスト的生活、悪く言えば、ものがない家なので、ふとん、食器、タオル、椅子‥‥、すべて足りない、と焦っていたのですが、なんとかなるものでした。

ふとん→レンタルしたいところでしたが、2組、2週間ともなると、値段もかなりのもの。で、実家からベッドのマットレスだけ借りて、あとは家のものをなんとか組み合わせました。シーツはさすがに2枚ほどMUJIで購入。枕は、人から2つ借りました。

食器→これは大量になんでもある実家から借りてきたので、問題なし。

タオル→MUJIで新しいものを数枚購入。新しくしたいなあと思っていたので、ちょうどいい機会。

みんなで一緒に夫の故郷、島根県奥出雲に行きました。

 飛行機から富士山

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彼らも”島根があんなに美しいところだとは知らなかった”と、アメリカではほぼ無名に近い松江、奥出雲を喜んでくれました。

水の都、松江

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奥出雲にいる夫のお兄さんや、お姉さんが、心温かく家で迎えてくれました。お姉さんは、手作りの干し柿や、おかずをたくさん並べて。

11ヶ月の赤ちゃんも、14時間のフライトという長旅、時差、環境の変化もなんのその。ほとんどいつもハッピーで、いつもにこにこ。もちろんはじめての海外。どこにいっても大きな瞳で興味深そうにじーっと人を見て、にこにこしています。誰も笑ってなんかいない静かな殺風景な都内の電車の中、となりにいる難しい顔の日本人のおじさんがおもわず笑顔に。

我が家は上に大家さんが住んでいる借家なのですが、孫がすでに大きくなった70代の大家さんは、わざわざ何回か赤ちゃんに会いに来てくれました。

ハッピーな赤ちゃんがみんなをハッピーにして、ハッピーな大人を見てますます赤ちゃんはハッピーになっていました。つくづく子育てって1人ですることじゃないんだなと思いました。時代の変化があり、今の核家族の子育ての環境を考えます。

2週間、大変どうしよう!と思ったこともあったけれど、空港行きのバス乗り場でハグして、涙で見送り、がらーんとした家に帰ると、すごく寂しい気持ちになりました。

遠いところからわざわざ日本にきてくれる外国人に、滞在を楽しんでもらうのは、本当に心温まること。この2週間で少し自身がついたので、いつかまた!

最後の夜、「島根、京都、河口湖、東京、いろいろなところに行ったけれど、どこが一番よかった?天気がよくて、絶景富士山が見えた河口湖?」と聞いたら、

「河口湖もよかったけれど、島根でみんなが温かく迎えてくれたのが一番よかった」といってくれました。日本の絶景、観光も素晴らしいと思うけど、心にいつまでも残るのは、きっとなんだなと思ったのでした。

#まいにちしあわせになる方法43 ・違う国の人を家に招待する。


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