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ことのはいけはな 立夏 第19候『蛙始鳴』

いま何処かはずの声は原宿の野原は消えて爆ぜてしまった(白余)

黒黒と音符のように消えてったお玉杓子よ脚出る前に(白余)

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手水鉢蛙の声は聴けずとも母ゐる庭の池の音する(立夏2021/白余)



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