株式会社モデラート市原明日香

キャリアウーマンとしてバリバリに働き、子供を産んで育児と仕事を両立させることは今後の日本のあるべき姿かもしれません。しかし、子供が重い病に倒れても両立できると断言できる人は少ないでしょう。ビジネスの第一線で働くも息子の病気でその道が閉ざされ、その後自分で起業して道を切り開いたのが株式会社モデラートの代表取締役社長市原明日香さんです。

市原明日香さんの経歴

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東京大学を卒業した市原明日香さんはアクセンチュアに入り、仕事に没頭。のちにファッションブランドを立ち上げるとは思えないほど、センスのない服を買ってしまうなど当時はファッションに鈍感。だからこそ、ファッションに関して様々な附番なことを解決できるようにしたいと考えるようになります。その後ルイヴィトンへの転職、その間に結婚をし、子供も生まれました。そんなさなか、長男が白血病に。仕事をやめ、付きっ切りで看病をし、入退院、再発を繰り返し、キャリアを閉ざして7年が経とうとしていました。

復帰のきっかけ

市原明日香さんが復帰をするきっかけになったのは、長男が小学校高学年になったことと、スマホアプリの登場。そして、服に関する疑問を追求してスタイリストとマッチングし、洋服を作ることになり、ベンチャーキャピタルからの支援を受けていく中で起業を果たします。子供の病気をきっかけにキャリアが絶たれたのではなく、うまく方向転換ができ、充実した毎日につながっています。

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