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Nikon Vertical Movie Award 2022 グランプリ受賞者が、企画書全部見せます。(Vookさんの取材に載ってない話)

今回はVookさんの取材で編集上カットされた部分を補足しつつ、このアワードを通して考えた縦型の考え方、企画の作り方をお伝えできたらと思います。(去年、私はこう考えたよ、という話です。)

[簡単な自己紹介]
私は、2022現在特殊映材社という機材会社で働いている、ディレクターです。普段は広告の企画演出をしながら、自主で短編を撮ったりしています。
昨年の-NikonVertical Movie Award 2022-でグランプリを受賞しました。
※映像はこちら「Develop」

[この文章の目的]
□以前の私のように「アワードとかコンペティションに出品したいけど、何から考えていいのか、何を指針にすればいいのかわからない」という方に向けて少しでも参考になれば、という想い(過去の自分に向けて)

□その結果、本アワードの映像の質が上がって、もっと面白い映像を見られるのではないかという思い

□個人的な振り返り

という感じです。少しでも本アワードが盛り上がった方が、面白い映像が見れて僕も嬉しいし、その為に僕が去年研究した縦型の考え方を共有しようと思いました。

◎企画の考え方

まず、大きく今回の企画で考える必要のあることを整理しました。

□縦型である必然性と納得感(90%くらいこれ)
□第一回のお題「新しい挑戦」(5%くらい)
□Nikonである必然性(5%くらい)

これを仮説として進めました。上から重要度が高い順です。

昨年の企画メモまとめたもの。

僕らは普段縦で映像を作ることにも見ることにも慣れてもいない。(いや、スマホで慣れてるだろ! という意見もあると思います。
が、実際TikTokの映像などを見ていると、上下にタイトルの帯入れているもの多いですよね。無断転載とか。
縦型だとしても、「配信」とか身近な人が撮影した「ダンス」とか「日常」が多い。あとは盗撮系。犯罪とか、ケンカとかを盗撮しているLive感が感じられる映像などが多いですよね。

となると、
上記(携帯などで身近な人が撮影したものや喧嘩といった盗撮など、Liveを感じるもの、もしくはそれをフィクションとして演出したもの)以外で縦の映像を見たときに必ずこう感じるはずです。

「なんで縦で撮ったの?」と。

強烈に違和感を感じる。
だからこそ、そこに納得感が必要ということです。めちゃくちゃ単純。
普段見ているものと違うということは「変」なことですから、そこには必然性が必要になるはずです。たぶん。

情報量が少ないとか、そういう制約をむしろ企画にしてみる、という考えです。
予算がないということも制約の一つです。

□縦である納得感の作り方

これは、【意味】で考えると

・縦は「覗いてる視点」「盗み見る」視点と馴染む
→これはTokyo Darkroomの瀬戸正人さんが撮影中に教えてくれたことです。
街でルールを破ったりしている人や非常識な人、喧嘩のシーンなどを遠くからスマホで盗撮している動画とかがまさにこれですね。

・身近な人が撮影したりしている視点と馴染む(ホームビデオとか)

次に【ギミック】で考えると(視覚的なトリックや、撮影技法で考えると)

・スマホでの撮影という演出
→スマホで撮影するとき、よく縦で撮影しますよね。

・もしくはスマホの画面を模倣した演出
→例えばlyrical schoolさんのMVとかあいみょんさんのMV(縦型じゃないけど)他には、もっと広く捉えるとP&G「It’s a Tide Ad」(公式で動画見つからなかったので調べてみてください)要するに、あるメディアを模倣してそれに見せかけてフリにするということです。
(追記:この記事を書いて一ヶ月くらい、ちょうどカロリーメイト | 「狭い広い世界で」という広告が公開されました。これもスマホ画面からの視点で進んでいきます)

ただ、これは感覚の話なんですが、Nikonのアワードがこういう質感を求めてない、と言う感じはなんとなくしませんか?あまりにもトリッキーというか。ギミックありきで、演出先行すぎる、というか。もっと意味で考えた方が上手く行きそうな気がします。(私はP&G「It’s a Tide Ad」大好きですし、lyrical schoolさんのMVとかあいみょんさんのMVもそれぞれMVということで考えるよとてもよく出来ていると思います。このアワードにおいては、という話です。)

・縦を分割して時間軸を変えたり
→シネスコを縦に並べたら物語ができるかも(もはや縦型として撮影しないということです。無視しちゃう。)

★縦の難しさ

これは撮影した人皆さん感じたと思いますが、縦って難しいです。すごく単純化すると、情報量が少ないです。見せたいものが見せられないし、クロースアップとミドルの差が作りにくいというか、あんまり画の変化を作りにくいというか、、、ちょっと言語化難しいんですが。
とにかく見にくい。

・なので、その見にくさ、縦の難しさをギミックとして企画にする →例えば、見えないものが見えていく。物語冒頭では見えなかったものが、徐々に見えてくる。みたいな。 これは、よくカンヌ国際映画祭の短編部門で、シナリオとして非常によくやられる手法なんですが、一幕の話が始まった段階では、どんな人の話かわからないんです。それが物語後半にいくに連れて、なんの話かわかってくる。(一幕の一部が隠されている、という考え方もできると思います) それを映像として視覚的に隠す、というイメージですね。


□テーマの「新しい挑戦」

正直かなり広いテーマなので、はっきり言ってそんなに気にしなくていいと思います。ズレてなければいい、くらいで。
これは結構重要なポイントで、昨年応募された皆さんは、企画考えるときテーマである「新しい挑戦」その解釈に悩んだと思います。ひたすらそこを考えたんじゃないでしょうか。しかし、重要度としては、まぁまぁかなと思います。それより断然上記の縦の納得感が大事だと思います。
強いてテーマについての考え方のコツをお伝えするならば、通常こういうテーマの場合「大きな山登ったり」「コンペでグランプリとる」みたいな壮大な夢とかを語ったりしてしまいがちかと思いますが、当たり前にみんながしていること(いわゆる一般人がしている日常)をできない人がいるとしたら?という仮説を組んでみるとスムーズに進ことが多いです。(波が生まれます)
カンヌ国際映画祭の「Caroline」という短編があるんですが、これはシングルマザーが子供を連れて就職の面接に行く、というセントラルクエシュチョンです。(それが達成できるかどうか、という話です)
ただそれだけ。なのにシングルマザーという人物設定をすることで、とてつもなく強い波が生まれて、ハードルが上がる。(さらに、アメリカのある州では、子供を車に置き去りにしてはいけないという法律ががあることも、大きなブロックになっています。)

他には、子供が女の子に告白する勇気を振り絞るために、プールの飛び込み台(かなり高いやつ)からジャンプする。という話も、子供だから強い波が生まれます。(子供がよく使われるのは、子供というだけであらゆるハードルがとても高くなるからです。たぶん。)
まぁシナリオの教科書によく載ってる話です。「レミーの美味しいレストラン」のねずみ、みたいな。(シングルマザーをねずみと例えているわけでも、「Develop」の義足をそう例えているわけでは全くないです。ただ、「普通」ではシナリオにならない、その構造が同じという話です。いやいや、「普通」がシナリオになるよ、最近はそういうトレンドもあるよ、という話もまたあると思いますが、それはまた別の機会に。。。)

□Nikonである必然性

これは本アワードの特性です。カンヌとかって別にスポンサーいないじゃないですか。(実際は出資者はいると思いますが、それが表に出てこないし、審査にも関わってない)
となると、本アワードはあくまでスポンサー はNikonであると考える方がお得です。
「じゃあこれって広告と変わらないじゃん」と思ってゲンナリする方もいると思います。確かに、そういう側面はあることは否定できないです。(実際Zシリーズのプロモーションであることを公言されていますし)
しかし、これは個人的な、アワードに参加してグランプリ受賞しての感想ですが、かなり公正でひらかれたアワードであることは確かです。
NikonのZシリーズのプロモーションだから選ぶ、という審査基準ではない。
実際、審査員の方はNikon関係者だけで構成されていません。むしろ少ない。
ただ10%、いや、1%でもそこは気にした方がいいと思います。これはいい悪いではなくこのアワードの特性と捉えてみてください。ほんの少しそのことを気に掛けてみる、と。
これはどちらかというとホスピタリティに近いです。無視するなら無視するでも全然いいと思います。しかし、無視するなら納得したい。(多分昨年のグランプリ「Develop」で使用した作品内のフィルムカメラが、F3ではなくフジフィルムのカメラだとしても、それが審査には響いてないとおもいます。ただ、ここを無視する理由がないということです。Nikonの賞にはNikonのカメラで撮影する。で、企画もNikonを感じさせる。それだけの話です。今までの話で言うならば、無視するなら無視する納得感。フジフィルムを使う理由があればそれでいいと思います。)
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↑ここまでが企画の考え方の話。チャプター1。次は、、

◎この動画のゴールは何か。 を考える

ここからは具体的な話というよりも、かなり持論っぽいというか、精神論ぽいところもあるので、流してもらっても大丈夫です!

なんとなく企画のイメージがふわふわと出来てきた段階で、この動画のゴールを考えました。下記が動画のゴールを考えるときに僕が使っている物差しです。

□企画と演出はしっかり分けて考える。
□「やりたいこと」ではなく「これはやらない」というルールを設ける


企画と演出を分けて考えることをお勧めします!こういうトーンでやりてぇ、このカメラワークやりてぇ、は演出の範疇、ステップ2であり、その前に企画を考える必要がある、と考えてみてください。

□企画と演出はしっかり分けて考える。

これは、本当に演出はじめたての人やカメラを回すのが上手い人が特に陥りやすい考え方なのですが、
多分ギミックとか視覚的な効果とか演出(イメージ)が先行して
・こういうカメラワークやりたい
・こういうギミック(視覚的なトリック)やりたい
・こういう色味とかトーンでやりたい

っていう入り口から入りがちだと思います。で、Pinterestとか漁っていく。
これは、おすすめしません。というかいますぐやめた方がいいです。
(Pintarestのようなグラフィックイメージから直接企画になるものも、もちろんあります。例えばMVは、どんなに構成が優れていても、企画が優れていても、ルックや演出がチープだと見る気にならないでしょう。考える順序が演出から入っても企画を邪魔しないものも、あります。いや、むしろそのビジュアルが企画になることも、もちろんあります。
しかし、ストーリーや展開を作りたい場合、このやり方から入るのはお勧めしません、企画が決まって、構成が決まったあと思う存分見てください。
また現代において、黙っていてもイメージが視覚に大量に入ってくるからこそ、それを遮断する、選別する必要がある、といつ話です。まぁ人によるけど。)

企画>シナリオ(短編、長編なら脚本・15分未満なら絵コンテ)>演出という優先度で考えてみる。


この三つを分けていく考え方をお勧めします。(>は重要度ということではなく順序と考えてください。演出が大事ではないと言ってる
わけじゃないです)

まず、言葉で考える。誰が、何を、どうするのか。
どういう企画なのか。(映画でいうところのログラインに近いです。)

この癖をつけることをお勧めします。どうしても今の時代、イメージが先に得られる時代なので、そこはストップをかける。「言葉で考えてみよう」って。

あとは

□「やりたいこと」ではなく動画「これはやらない」というルールを設ける

もちろん何をやるのかは大切です。しかし、何をやらないか、というのも同じくらい大切です。これは自分でわかっていることより、スタッフに伝えるときに大切になります。「◯◯をやりたい」という場合の解釈はかなり広いですが、「◯◯をやらない」という場合、解釈が狭まるのでコミュニケーションのエラーが減る。解釈の違いが減る。


これは具体的な企画の内容です。3分なので大きく三つのシーンを作ってみました。

◎余談ですが(悩めるディレクターに向けて!)

長々ダラダラ話してきましたが、最後に。
特に新人とか、とにかく売れてぇ!というディレクターの方に向けていくつか生意気ながらアドバイス書きます。(過去の自分みたいな人に向けて)

アワードとか出すのが面倒でも、仕事が忙しくても、時間を作って制作した方がいいです。ちょっと乱暴な言い方になってしいますが、国内にまともな賞金を出す映像のグランプリなんてほとんとないんです。
最低でも3分の尺作るのに20万かかるとして(いやいや、5万でもできるよ、という意見もわかります。 が、まぁ、その話はまた別の機会に)
賞金が5万とか10万って、、、、、おかしな話だと思いませんか?もっと酷いと賞状とトロフィーのみ笑笑
企業とか自治体が集まって映画祭開催して、数十万すら用意出来ないんだったら、プロデュース能力がなさ過ぎます。乱暴な言い方でごめんなさい。でもそうやって若い制作者が疲弊してるのは事実です。
カンヌやベルリン、サンダンス、クレルモン=フェランのように、本選に選ばれたらそれだけで次の作品の制作費が約束されるアワードならまだしも、、、、まぁ、とにかく、このアワードは超まともです。さらに審査もものすごく公平、かつまだ出来たばかりだから、正解を知っている人がほとんどいない、という意味で、まじで今年、来年、再来年くらいは無条件で出し続けた方がいいです。

頑張ったらグランプリちゃんととれます。(取れなくても収穫かなりあります)

アワードなんて思考の実験場なので、落ちるとか選ばれるとかじゃなくて、自分の企画が伝わるかどうかのいい機会と考えて、気楽に出すのがお勧めです。気負うと足し算の世界になっていくので(これを見せたい!とかそういう思考は企画を考える上で邪魔になったりします。)

・企画を捨てる癖をつける(いつでも振り出しに戻る)


例えば「Develop」の企画、撮影段階では子役に出演してもらい、今西さんの子供時代のシーンを入れていました。

子供時代は編集で全カットしました。
ここのカメラが回転するところは、映像先行でギミックとして思いついた部分です。
が、これありきで考えてしまうと、息詰まってしまいました。
なので、改めて企画に戻る。その演出と企画の間を行ったり来たりました。


◯◯が××して▲▲になる。(する)をまず考えてみる。

ですが、編集時に子供パート全カットしました。
理由としては
・フィクション性が高くなってしまう。
・それより、もう少し今西さん自身のドキュメンタリー性に寄せた演出の方がいい。

と判断したからです。感覚的な部分が大きいですが、いろんなことを総合的に考えたときにそっちの方がいいと思いました。
(これは、縦&手持ちで撮影していることが、フィクションと馴染みにくいという演出的な理由が大きいです。あとは賞のテイストとして、ドキュメンタリーの要素があった方が馴染む気がした、ということもあります。)

どうしても好きなテイクとか時間をかけた企画は捨てられないと思うのですが、どの段階でもそれを捨てることができる状態でいることがとても大事です。
こんなの広告では許されない。出演してもらったキャストに、編集でやっぱりこのカット要らないんで使いません、なんて出来ないんです。でもアワードならできる!! しかも賞金がもらえる。そういう意味でも、どんどんアワードに出すことをお勧めします。


かなり時間をかけて撮影したし、表情もとてもよかったけど、ばっさりカットしました。全て。


あとは本編では載ってるタイトル回り。(【初めてのライブ】とかのキャプションのことです)



タイトル=広告的で説明的だ、やりたくない、という感覚はとてもよくわかります。
しかし、3分という尺の性質上、カンヌライオンズの広告映像から学べることはとても多いです。


あれは編集段階でようやく追加しました。編集を同業者に見せて、「なんの話かよくわからない」と二、三人に言われて、そこでやっと追加しました。(そういう意味でも、企画段階から編集まで、人に企画を見せて伝わるかどうかというのを試すのをオススメします。面白いかどうか、だとあまりにも物差しが多いので、「伝わるかどうか」「成立してるかどうか」というのを基準にしてみてください。面白いかどうかを聞いていくと、好みとかの物差しになってぐちゃぐちゃになることが多いです。)
※編集するまでは、あのタイトルなしで提出する気満々でした。人に見せなければ思いつかない発想というのは、必ずあります。傷ついてもいいからとにかく見せる、そういう癖をつける。

最後に、これは超個人的見解で、実際にそれが審査基準には関わってこないとは思いますが、Nikonのカメラ(もし僕が今年だすならZ9)使うことをお勧めします。そういうホスピタリティがなんか必要な気がします。なんとなくですが。(全てのアワードに対して言っているわけではないです。本アワードにおいては)

繰り返しになりますが、新しい出来たばかりの賞なので、まだどんなものが正解か、どんな作風が評価されるか、審査員の方含めて、具体的なイメージが固まっていないことが、他のアワードとの大きな違いで、獲ることをおすすめする大きな理由です。
大体の賞が、今までの作風とか作るべき指針みたいなものがこれまでのグランプリから良くも悪くも決まってしまう。(反対にカンヌの短編はこの一貫性がすごい。ほぼ全て綺麗に傑作。かつ一貫性がある。
でもこのアワードは出来立てほやほや、皆さんが答えを提示できる、そういう可能性のある企画だと思います。しかもグランプリは賞金もらえる。これは次の作品を撮れるってことだし、絶対にみんな出した方がいいです。

・過去作品を見る(上手くいっていない作品にこそ見る価値がある)


何当たり前のこと言ってるんだ、という方もいらっしゃるかもしれないですが、これだけ全応募作品が見られるアワードも珍しいです。
全作品見ることをお勧めします。「何が上手くいって、何が上手くいってないのか」「なぜ響かないんだろう」とかね。とにかく自分が「何が好きで」「何が嫌いか」「何を作りたくて」「何が求められているか」を言語化する。そのためには、傑作だけ見ててもだめです!良い作品はいい要素が多くて、分解しづらい。でも上手くいっていない作品は、ポイントポイントで何が良くて何が悪いかを言語化しやすいことが多いです。

・「綺麗な映像が良い」という考えから解放される。

(これもいやいや、上質な方がいい、という意見もわかりますし、僕も技術レベルは高ければ高い方がいい、という考えですし、機材も金をかけた方がいいという考えです。が。)綺麗な映像にも、その必然性が必要だという話です。
映像を演出する際には、なぜこういう質感なのか、色味なのか、という理由が必要になります。安っぽい映像には理由、必然性が必要なのと同時に、高級感のある映像にも、その理由が必要だと考えてみるということです。とにかくそういう視点で映像を見ていくと、いろんな発見があるということです。企画によっては、ビデオカメラで撮影する方がいい、ということも、全然あり得る。
意味もなくシネマティックにお洒落な映像をとっても、伝わらないということです。
そういう可能性を考えるという視点が大切なのでは無いかというだけの話です。あらゆる可能性を考えてみる。そうすると企画の幅が広がる場合があります。

最後に

最近若い子から、DMで相談されたのですが
企画みてくれとか、そういう質問あったらTwitterのDMくれたら答えられることであれば答えます。気軽に連絡してもらって大丈夫です。
制作部もフリーも経験したし、ハイエース運転しながら自主制作やったこともあるし、社ディレも経験しました。ドラマの現場も映画の現場も行きました。就職相談でもなんでも、おじさんが答えられることあったら答えます。仕事しながらコンペなんて出せないとか、色んな悩みあると思いますが、頑張るしかない。いま頑張るしかない。金の問題も、私生活の問題も、全部抱えながら作るしかない。 と自分に言い聞かせながら。


偉そうなこと言ってすみません!(こういう一言が大事な時代)
便所の落書きと思ってもらえれば!

では皆さん映像業界盛り上げていってください!!
(他人事!笑)

長々ありがとうございました。


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