MacにPythonの環境構築

AIプログラミング学習を始めるにあたって、自宅PCにPython環境を整えたのでその備忘録。

導入した環境

まずはMacの条件;
  OS: macOS Catalina ver. 10.15.6
ダウンロード・インストールしたソフト類;
  準備ツール     :Command line tool
  パッケージ管理ツール:Homebrew
  Pythonバージョン管理:pyenv
  Python       :3.8.5
  IDE          :Pycharm
  仮想環境      :venv
Pythonの導入の仕方については、様々なやり方があるので目的に合わせて最適なやり方を選んでもらえれば良いと思うが、本稿の方法は割と簡単な方法だと思うので、とりあえずPython使いたいという方には参考になると思う。といっても、ほとんどこちらの progateさんの記事 を参考にさせていただいた。基本的には上から順番に導入していく。導入に対する考え方など下記で一つずつ説明していく。

MacOS

2020年9月中旬時点での最新OSである。注意点として、Catalinaからシェル環境がbashからzshに変わったらしい。なので、PATHを通したりするコマンドが変わる。何がどう違うとかはよくわからない。
 ※シェルについては詳しく知らないので、今後もし必要になったら調べる

準備ツール(Command line tool)

Homebrewをインストールするために必要らしい。Xcodeを使っていると併せて導入できるらしいが、iOSアプリを作る気は今のところないのでXcode入れたくない(重いので)。どうやらApple DeveloperサイトからXcodeなしでもインストールできるらしい。やり方はこちらを参考にさせていただいた。

パッケージ管理ツール(Homebrew)

Homebrewはサードパーティ製のパッケージ管理ツール。Homebrew上にリストアップされている様々なアプリケーションを簡単にPC上にインストールできるツールらしい。詳しいことはよくわからない。デメリットもあるらしいが、Macにおいてはデファクトスタンダードらしいので、大人しく導入しておく。Homebrewの公式サイトに記載されている下記のコマンドをターミナルに打ち込んでポチポチすれば完了である。詳しくはprogateさんの記事 2. 参考。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"

Pythonバージョン管理(pyenv)

pyenvは、任意のバージョンのPythonをインストールするツールである。また、環境ごとに異なるバージョンを入れることもできる。詳しくはこちらの記事参照。複数バージョンは当面使う予定は無いが、今後使う必要が出てくるかもしれないのでこの方法でPythonをインストールする。Homebrewのコマンド「brew install」を使ってインストールする。インストール完了後、シェルにパスを通しておく。bashかzshかでコマンドが変わるので注意。詳しくは、progateさんの記事 3. 参考。私の環境はOSのところでも言った通りzshなので、下記を打ち込んだ。

実行結果が /bin/zsh の場合、以下4つのコマンドを実行してください。
echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.zshrc
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc

Python

2020年9月現在の安定版最新のver. 3.8.5を導入。詳しくは、progateさんの記事 4. 参考。OS標準のPythonは2系が設定されているので、pyenvのglobalコマンドでOS標準のPython(ターミナルでPythonコマンドで呼び出されるバージョン)を今回導入した3.8.5に書き換えておく。

IDE(統合開発環境、Pycharm)

Pythonのプログラムを書くにあたってIDE(統合開発環境)を導入する。Mac標準のXcodeでも良いが、あまり評判が良くないので、Python専用のPycharmを用いることとした。無料版の「Comunity Editoin」を導入する。Homebrewを用いてインストールできる。詳しくはこちらの記事参考。日本語化はなぜかできなかったので、諦めた。英語ができれば問題なし。また、Pycharm側の設定でターミナルで起動できるようになる。詳しくはこちらの記事参考。bash環境であるが、問題なく動いている。

仮想環境(venv)

PYthon3.3以上のバージョンでは標準で使えるらしい。プロジェクトごとにライブラリ群を切り替えたりできるらしい。IDEなどはvenv上で開けば仮想環境内で使用されることになるとのこと。詳しくは、こちらの記事参考。

以上

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