2023年05月に見たもの

映画館
ザホエール
ター
RRR

ザホエール
ダーレンアロフスキー監督の新作。
ブラックスワンが好きなんですがいうて2回しか見れてないなとは思うんですよね…ヘビーな内容なので…今回もそういう映画でした。
予告を見た時点であのハムナプトラのブレンダン・フレイザーとは気付きませんでした。言われてみれば顔はまんまやんからの彼の背景から今回の役のオファーはなかなか…となりました。
友人のリズの人は誰も救えないという言葉に対して娘が救った、人は誰かのことを気にせずにはいられないというチャーリーの言葉、それがエゴからくるものだとしても胸にくるものがありました。
人がどれだけ過ちを犯し、愚かだとしても生きているということに救いがあるのだというメッセージだと私は受け止めました。
最後はまさに救いの言葉だった時思います。

ター
クラシックというジャンルに非常に疎いんですが、携わってる友人がいるので聞いてみると本当に古い世界でそこが憂鬱になるとは聞いたことがありそのままが描かれているんだろうなという印象でした。
それを女性でするから不思議に感じるわけで、多分これが男性なら普通に最悪な指揮者の映画だったなと飲み込めたと思います。
そこにおいてもまぁ~~~~ケイト・ブランシェットがすごい。ぶっちゃけ演技においては主演女優賞取ったミシェル・ヨーより上。
男性のみならず、男性社会で生きてきたがゆえにいわゆる「オヤジ化」してしまう女性の演技として完璧だったんですが、それにしてもスーツを着て歩く、振り向く姿のカッコよさが様になってます。
今現在の社会において転落していく姿はキャンセルカルチャーでよく見ますがそれの典型の展開ではあるものの随所で薄っすらと気味悪さを描いていて正直一回見ただけではわからないところも多々あったなという印象。幽霊おるらしいですが。あと追いかけた先での転倒も割りと謎。
ラストはセッション並の頂点と破滅を期待していので思ったよりも人生だったな、と肩透かしでしたが音楽をしていて一度頂点を勝ち取った人間が転落して行き着いた場所としては音楽が純粋に好きだった原点回帰をしたターにとっては全然悪くなかったんじゃないでしょうか。

RRR
人間ドック後にあと5分で…RRRが見れる…!?と大慌てで映画のチケットを購入。バリウム後で下剤飲んだあとに映画時間確認してさ、3時間…!?!?!となりましたがなんとか耐えました。よかった。
バーフバリを見ていない上にインド映画って実はあんまり見たことないな~~~きっとうまくいくくらい…?と思いましたがこれが噂のナートゥ…!!!とフルスロットルで楽しみました。笑いが止まらんかった。
インド神話の造詣が深いとより楽しかったらしいですが爽快ハチャメチャ義理人情すれ違いアクション映画として完璧でしたね。
どう考えても3時間長いやろとは思ったんですが絶対余すことなく描きたーーーい!の結果の納得の3時間でした。特に言うことないね。

配信見る余裕なかったです。久しぶりにファイトクラブ見たくらい。
NUカーニバルをはじめたので…レイ目当てで始めましたが普通にちゃんとソシャゲしてて全然11章までたどり着けないですがひみつのふれあいは全開放したので勝ちです。

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