2023年10月にみたもの

映画館
オオカミの家
ザクリエイター/創造者
ドミノ

配信
魔法が解けてシーズン5

オオカミの家
宗教コロニーコロニアディグニダの性暴力についてとチリ政権との癒着についてある程度知識を入れてから挑みましたがかなり抽象的で額縁通り受け取るにしてもある程度その辺の知識がある方が映像体験としても最高では、と思いました。
2Dも3Dも関係ないストップモーションアニメ作品の新時代だと思いました。脳汁でる。
コロニーが嫌で飛び出たはずのマリアの結局は所属していた場所の価値観に囚われた思想、その結果の思考の放棄に脱力しました。お世話して欲しいのところであまりにも無力感を感じて変な涙が出ました。
見終わったあと「マリーアー…」が脳から離れない…。

ザクリエイター/創造者
ローグ・ワンのギャレスエドワーズの完全オリジナル新作。
低予算だと知らずこの映像ボリュームで低予算かぁ…!と思うと満足度高めのSF。
反AI派のアメリカによる西側のニューアジアというAI推奨派の対立ですがAIに置き換えているだけで人種差別的な普遍的な問題だしストーリープロットとしての目新しさはないものの王道SF、おじさんと幼女ものとしてもあり。
ニューアジアの世界観が日本なのかフィリピンなのかミャンマーなのかベトナムなのか東南アジア感の中に無理やり突っ込んでくる喋り言葉や看板の日本語に10年くらい前の映画に出てくる中国と混じった日本感とはまた別のアジア感を見てまさにニューアジアでした。立て看板のハッピーの伸ばし棒が横になってるのがとにかく気になった。ニュアンスにどう見てもスクランブル交差点があったけどバスで移動できる距離にベトナムがある感じ。
かなり宗教的な視点が多く、AIに天国という概念の話をさせたのも生命について考えるニュアンスはAIものとして次のフェーズなのかな。
ツッコミどころがないわけではない作品だけど最後ちゃんと泣いてました。

ドミノ
ちょっと久しぶりに無の作品映画館で見ちゃったな…と思ったんだけどもこれ、お金ないな?と思ったら案の定制作補かなり少なめでした。
映像もそうなんですけどもシナリオ的にも結構最後説明で片付けて全部この子が片付けました!みたいな感じでいや組織の人間ここに全員来るなよとか、色々暗躍しているのに…?みたいな感じが結構あってまぁ、優待券だったからいいか…な映画。ベンアフとロバート・ロドリゲスなのに…。
救いは娘役の子がめっちゃかわいかったこと。

魔法が解けてシーズン5
ついに最終シーズン。ビーンと母上の親子対決ついに終結。
こんなクソ下ネタ下品アニメでこんなシリアスな展開になるとは最初は思ってなかったんですが彼女殺しからの2度目の自分殺しとめちゃくちゃてんこ盛りでした。
神殺しからのルーシーが自分に神になると言ったのに結局は神を生き返らせたし自己犠牲から自分の利益ではなく愛していたというビーンに願いを使ったりとますますルーシーが好きで好きで愛おしくて仕方なくなりました。
三馬鹿はそれぞれ違う道を歩むことになりますが本当にシーズン通して楽しみました。いいエンディングでした。

色々
当初3月に出る予定が体調を崩した結果の10月になりましたが数年ぶりにJ庭に参加できて楽しかったです。
普段はお会いできない読者さんとお会いできたり、久しぶりに自分の作為品で参加する即売会という独特の空気にやっぱりいいな…と思ったので次回のJ庭も参加予定です。あと1月の関西コミティアにも参加予定です。
今はとりあえず連載も終えて色々な準備や仕込みに追われてますがまたお知らせできることが出てきたらここにも出していきます。

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