2023年6月に見たもの

映画館
最後まで行く

配信
散歩する侵略者
drive
イングロリアスバスターズ
ハートロッカー

やばい…全然見れてない…いや今月はMZMチャンネル見すぎて…あとライブ行ったので…いや…まぁ…。
まぁでも10年単位で積読映画してた配信もの少し減らせました。
来月はラース・フォン・トリアーまつりすっからな。

最後まで行く
元の韓国の映画見ていないのと前情報0だったので始まりから韓国映画特有のどぎつい映画リメイクなんかな~・・・と思いながら見始めたのにあれ…これ…バカ映画じゃねえか…?とうっすら思ったのは死体をダクトで運ぶ岡田准一。バカ映画だ!!!!!と確信したのは車の上になんかデカい鉄の塊が落ちてきたシーン。
いい意味で韓国映画っぽい楽しい年末年越しバカ映画でした。
綾野剛が顔の筋肉を神経質に引きつらせる演技キモ怖くていいですね。
あと岡田准一は死なない。

散歩する侵略者
公開当時みたいな~と思っていたのに逃していたので作業用に。
長谷川博己と高杉真宙の関係性が良すぎてスタオベしました。
前半の丁寧さに比べると後半若干雑な気はしましたが題材としてはめちゃくちゃ楽しんだのと概念を奪うことによって失われた側の逆に幸せそうな姿は皮肉で良かったです。

drive
当時めちゃくちゃ評判良かったなと思い特に情報も拾わないで丁寧に見たいからと温めていたら配信からどんどん消えていったので慌てて視聴。
途中までまじでレースものの映画になるんかと思ってた。そんな事なかった。
ライアンゴズリングがどこか捨てられた犬みたいなのがすごく良かったです。(言い方…
これ打ってて思ったんですがそういや主人公には名前ないんですね。
そういう意味では彼の自己の起点が分からない所や背景の見えなささは納得できるなと思いました。
キスシーンいらんかな…もっと無機質でよかったかも…とか思うんですがそのシーンからのグチャグチャボコボコの対比がいいんだろうし逆にロマンス要素なさすぎるか~とも思いました。そこからくる行動じゃし。思ったよりウェットな人間だなと思いました。
関係ないけどライアン・ゴズリングとライアン・レイノルズが良くごっちゃになるんですけどもどっちも面長だけどイケメン演技してる方がゴズリングって覚えるようにしてます。

イングロリアスバスターズ
クエンティン・タランティーノ映画ってそんなに見たことなくていい加減潰していかなきゃと思ってたので視聴。
もしもあの時の歴史がこうだったらな!のタランティーノの十八番にもうなるのかな。
靴忘れていったりとかサイン忘れていったりとかのポカになんでそうなるんや!?と思うんですがわりと映画内のミスってしょうもないヒューマンエラーで口の中ずたずたに噛みそうになるんですけど現実もそんなもんかな…。
ブラピのイタリア人演技バカで可愛かったです。胸張ってたのもバカ。かわいい。
でもワンスアポンアタイムハリウッドほどは良さは分からなかったです。

ハートロッカー
まだ無名だった頃のジェレミーレナーの出世作のひとつというイメージ。
当時オスカー6冠取った時に見よう見ようと思いながら積んでいたのでようやく見るわと思ったんですがもう少し最近の映画だと思ってたのに15年前の作品。嘘やん。
2004年のブッシュ政権化でのイラクでの爆弾処理班の話ですがその頃の温度感ってどんなんだったっけいやでもまだ幼かった自分はそんな事考えずにのんべんだらりと生きてたかなとか思いながら見てました。
アメリカ的な都合の良い演出や反戦というよりもむしろ戦争を称賛する演出にも見えるっちゃ見えるところ、ジェームズが少し仲良くなった現地の少年ベッカムに入れ込んだ結果わかり切っていた展開からくる勘違いやそこからくる精神的摩耗、中佐である軍医の顛末がそうはならんやろ!!!とか色々思うところありましたが概ねエンタメとしては楽しんでしまいました。
それとは別に戦場にいるメガネとかゴーグルのキャラに弱いのでエルドリッジ、かわえ~~~が締めました。もう砂漠に帰りたくないねよしよし。

いろいろ
村田沙耶香にハマり色々小説を読んでるんですが「信仰」に収録されている終わらなかった小説のクローンもの、完全作が読みたい!!!百合として読みたい!!!やだやだやだーーー!かいてーーー!となりました。
「コンビニ人間」は生き物としての他者への興味、干渉という社会の構造としては「普通」だということをこなせない、必要と感じられないがなんとか溶け込もうとする主人公や取り巻く人々の新喜劇って感じでしたがラストはハッピーエンドでよかったね!と思ったのに解説で人によってはハッピーともバッドとも…って書いてて嘘じゃん………になりました。本人が幸せならそれでええやろが。
あまり関係性が深くない、実際いざという時に手を差し伸べない他者が私生活に土足で踏み込む現象が私は非常に苦手なのでゴシップやワイドショーもなんでそんなに関心があるのか?という気持ちになるんですがご飯を一人で食べていると隣のテーブルから聞こえてくる話は社内という世界で繰り広げられるそういう話だったりするので世の中そんなもんか、と落ち着きました。
他に楽しいことがないのかな。本を読むとかさ。映画を見るとかさ。植物を育てるとかさ。ライブに行くとかさ。
そう、今月のドミコのワンマン、最高でした。

セトリも好きな曲しかないからずっと気持ちよかった。

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