見出し画像

ひさびさに感想

著者の本は読んだことがない。

けれど、イギリスのブッカー国際賞候補だからと、手にした。

だけではなく、なんとなくタイトルに引き寄せられた。

あえて全く前に情報を入れずに読み進めた。

感情移入しすぎて苦しくなった…

でも、子供だけでなく、
大人社会もこういったことはあるのかも知れない。

このテーマを鋭く、かつ繊細に、
長すぎない作品として生み出されたことによって少しでも良くなりますように。

いや、いじめはなくならないといけない。

そして、私がここで感じたり、再認したことは、
この世の中で起こる全てのできごとが、
人が発する言葉、行動が全てではないこと。

これを読んで改めて襟を正し、見、行動したいと思った。

故、この作品を単なるイジメがテーマの作品としてだけで取り上げてしまっている人や団体があるとしたら、違和感さえ感じる。

人類、人生に対する繊細で重要なメッセージが読み取られてこそはじめて評価されるべき作品、
故、一人でも多くの人に届くべき作品。

目を逸らさないで。
他人事、と思わないで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?