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*映画「ブルーピリオド」を観ました*

東京藝術大学を目指す話とだけの前情報で観に行きました

藝大もそうだけど武蔵美多摩美だって絵よりも学科満点取らないと入れない世界だから、主人公が勉強して無かったらバカにしたろーと思ってたら頭めっちゃ賢い主人公で一本取られました(´・ω・`;)

兎に角自分の受験の時を思い出さずにいられんでした
私は藝大目指すどころか目的が東京に出たいだけだったのでただ倍率が低いところ(それでも当時7〜30倍ぐらいあった)ばかり狙って受験して、かろうじて1番低い所に引っかかったのです
ブルーピリオドの主人公達と比べるとなんていい加減な受験だ

元々大阪生まれじゃなかったのもあり浮いていたのだろう
よくまあ男子に虐められた
口を揃えて男子達は
「大阪が1番やで!」と
修学旅行でしか県外に出た事
無いのに言っている

私はおばあちゃんやいとこが
住んでいる岡山も横浜も秋田も
ステキなのを知っていた
17才の私はこんな了見が狭い
所にいたら腐ってしまうと
本気で思った
東京の専門学校に行こうと思っていた

そしたらパパンから思わぬ指令が
「なんの学校でもいいから
大学か短大の名のつく所に
入ってくれ」と
赤点ギリギリの落ちこぼれには
厳しい要求で、何も考えてない
私はとりあえず美術が好きだったので
美大を目指すことにした

平日の夜は塾
土日は画塾で休み無しだった

そこにさらに現れたのが
担任の体育教師だった
パパンもママンも東京行きは
賛成していて家族では
何一つ問題ないのに

「大阪にも美大はあるやろ!」

と竹刀を盾にして威嚇して
怒鳴りつけてくる
地獄だった
いつその190cmぐらいの体格の
体育教師に竹刀でしばかれるのかと
なんかのプレイみたいだった

なんかブルーピリオドの主人公より
苦労してる気がしてきたので
この辺でやめよう

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