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センサーを磨く〖広報のテクニックで人生を上向きに 5〗

自社のアイデンティティを理解したら。次に広報が行うべきことは、世の中に目を光らせることです。

広報に求められる機能のうちの、センサーとしての役割 です。

熱心な広報であれば、自社の関係する市場や業界にはもちろん目を光らせていることでしょう。でも、遠い場所で起きた全く関係ないと思われる事件が突然、自社の企業活動に影響を及ぼすことも不思議ではない時代なのです。

だから、常に広く世界のニュース・トレンドにアンテナを張り、それが自分達にどんな影響を与えるのか、それに対してどんな意見をもって発言するのかを日頃から意識する必要があります。

情報は、新聞、雑誌、WEB等だけではなく、記者の情報や、口コミ情報(WOM:ワム=word of mouth)に気を配ることも必要だし、時には街歩きに出て、自分の肌で社会の風の流れを感じることも重要です。

さらに、これらの情報は集めるだけではなく、分析し簡潔にまとめ、経営層や関係各所、時にはメディアに向けても発信してみるといいでしょう。アウトプットを習慣化することで自身の情報力は高まっていくし、これらの活動が認知されることによって、自然と情報が集まりやすくなっていく効果もあります。

インプット→分析→アウトプット の習慣化で自分のセンサーを磨いていく。さっそく今日から実践してみましょう。毎日、コツコツ積み上げていくことが重要です。

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