Photoshop Elementsは今後さらに、AIによる自動化が進む

右端の女性だけ目を閉じてますが、AI機能で、目を開けたのが下の写真です。コンシューマ向けのエレメンツ最新版では、切り抜きやレタッチ、補正などはほぼ自動化されています。
今までツールを使いこなすために必要だった練習の多くを不要にしていく方向でアップデートしているのです。

一方、プロ向けのPhotoshopはAIに完璧を求めず、人間との協業で「3時間の作業を30分に省力化する」方向に向かっていきます。
AIに「大まかに」切り抜いてもらってから、細かい箇所の修正を人間が行う。一から全部、人間が作業していた工程が大幅に短縮されることで、本来時間をかけなければいけなかったクオリティコントロールなどにじっくり取り組むことが可能になります。

イメージプロセッシングのワークフローが劇的に変わっていくと思いますが、自分の仕事のどの部分がAI機能(Adobe Sensei)に代替されていくかは、もう少し様子を見ていく必要がありそうです。

参考記事:
Adobe Photoshop Elements 2018 review
https://the-gadgeteer.com/2018/02/08/adobe-photoshop-elements-2018-review/

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