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日経新聞記事「コマツ、北米値上げ戦略を見直し CFO『シェア低下防ぐ』」に注目!

コモンズ30ファンドの投資先企業の記事を基に、どのような取り組みを行っている企業なのかをマーケティング部齋藤が日々ご紹介します。

本日は以下の記事を紹介いたします。
コマツ、北米値上げ戦略を見直し CFO「シェア低下防ぐ」 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

以下、記事のサマリーです。
値上げ効果の低下: 2024年4〜6月期の値上げ効果は想定を下回り、222億円にとどまりました。
レンタル用建機の買い控え: 高金利の影響で、北米の販売代理店がレンタル用建機の購入を控えています。
部品・サービスの成長: 部品・サービスの売上高は前年同期比14%増の4767億円と好調で、収益性が高いです。
競合との差: キャタピラーとの値上げ率の差が縮まり、コマツのシェアが上昇。
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コマツの建設機械・車両での本体・部品・サービス等の売上高を確認すると、2024年度第1四半期では、部品とサービス等を合わせたアフターマーケット比率は53%となっています。本体の売上高は四半期ごとにばらつきはあるものの、アフターマーケットでは右肩上がりに成長しています。このアフターマーケットにおける粗利益率は本体よりも高いため、業績に与える影響も大きいとのことです。

今後、米国でも金利が低下する可能性も高く、ローンを組んで建設機械を買うことが多いコマツのレンタル向け建機では、追い風も期待されます。

今後のコマツの競争力に期待しています。

※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。