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何も知らないから始める商品開発

どうやって良いドッグフード作ったのかを聞かれることがあります。
ドッグフードを作ったこのない私達が商売をしたことのないペット業界で
どう商品開発するのかをまとめました。

まずは簡単に自己紹介

申し遅れましたが、私はエイチームコマーステックの渡部と申します。もともとは営業職として各企業と商談を行い取引の条件を取りまとめる業務を行っていました。その流れから各企業とのやり取りが多く必要な商品開発は私で担当させて頂くこととなりました。業界も商品開発という仕事もほとんど未経験となります。

では、本題に参りましょう。

最初に考えたこと

実際にものづくりをする前の下準備が重要だと感じたのでそこを中心に説明します。

大雑把に市場を把握

私達が参入しようとしているペット業界(主に犬)は少しづつ大きくなっている業界で、犬を飼う人は近年増加傾向にあり、1頭あたりにかけるお金は増えてきています。
つまりは既存の商品やサービスで消費者は満足しておらず、新しく提供するサービスや商品を求めていることがわかります。
近年品質の高いプレミアムドッグフードの市場が大きくなってきており私たちはここの市場で良い商品を作ろうと考えました。

自分たちの強みは何か

私たちはこの業界にいたことがないので業界内ので付き合いがありません。
業界のうち多くの会社が小売業者に販売を依存しているため自分たちで売価を決めることが出来なかったり、販売する量を決められないがために使いたい原材料を使えなかったりします。その点私達は純粋に顧客のみを見て商売をすることが出来ます。

そして、ECで販売することにより顧客との接点をもちながら商品を作ることが出来ます。これによって変化する顧客ニーズに素早く答えることが出来ます。さらにはITを利用した大量の情報処理も可能のため顧客との接点が増えれば増えるだけ商品に反映させることが出来ます。

参入したことのない業界だったとしてもそれが強みになったり、全然関係のなさそうな機能が実は使えたりします。事前の整理は重要ですね。

ある程度整理できてきました。

何を作るかを考える

私達は好きに商品を作ることができるもののスタートする段階では情報が競合と比べ特別多いわけでもないため強みが活きにくいことがわかります。
なのでまずやるべきは、
今私達が想像できる良い商品を作り商品を使ってもらい顧客との接点を持つということです。
そしてその接点から顧客のニーズを見つけ出し商品を改良していく。
これが現段階で私達の強みを最大限活かす商品開発となります。

幸いにも良い生産工場とも出会えたため、Obremoは第一弾から良いドッグフードを作りました。
そして販売開始から1年。販売も伸び顧客との接点が増え情報も集まってきています。
今後、Obremoは第二弾第三段と商品を出します。新しい商品は常にそれより前の商品よりも良いものが出来上がる仕組みは出来てきています。

まとめると

商品開発は一度で終わるものではなく連続していくものである。という見方が重要だということです。いきなり満点の商品を作ることは出来ません。先々を見通し良い商品になっていく構造を作ればいずれ良い商品につながっていくと私達は確信しています。

商品を作るって楽しいですね。
今回は以上です!