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不幸を望む女の話

今回は、実話です(笑)
意外と身近にある話だと思いますが、特に女性については「自分もそうかも」となる可能性があります。

実話なので、プライバシーの関係上有料記事にさせていただきます。
ご了承ください。
(とは言え、もちろん個人名などは出ておりませんw)

人の恋愛話をお金払ってまで知りたい!なんて人はいないと思います。
ただ、人の恋愛経験から得られる教訓はあるかもしれません。

恋愛がうまく行かない時とかに「あ、自分もこんなことしちゃってるかもしれない!」とか「自分はこうならないように気をつけよう」といった気づきが少しでも得られるようにと思い、書いています。

お金払ってまで読まなくてもいいですので「すき♡」はください(笑)



今から10年前の出来事です。
私は5つ年下の男性Mと付き合っていました。

彼の方からのアプローチで付き合う事になりましたが、初めて会った時から付き合うまでは1年くらい「友人」関係がありました。

彼との出会いは、いわゆる職場です。
私が勤めていた会社の取引先でした。

直接担当していた方は別の方(男性A)でしたが、たまたまA氏が休暇の時に、代わりにそのポジションを担っていました。
ですので、常時顔を合わせていたわけではありません。

A氏も年下でしたが、気が合っていて、取引先とは言え友達みたいに仲良くさせてもらっていました。
A氏の友人と私の友人を集めて合コンみたいな飲み会もやっていたりしました。
A氏は結婚を前提に付き合っている彼女がいましたけど、彼女が居ない友人達の世話をするような面倒見が良い方でした。

そんなこんなで、時々飲み会で会うようになり、Mと付き合うようになったわけです。

付き合ってから1年半くらい経ったゴールデンウィークの休みの日、それは突然起こりました。

この日はMと昼間に映画を観て、夕飯を食べて帰る予定でしたが、日中、私の携帯に何回か非通知設定で電話がかかってきていました。
非通知は基本スルーするのですが、3、4回ほど間隔をおいてかかってきていました。

夕飯を食べ終わった頃、今度は家電の番号から着信がありました。
これも、何度か間を置いて数回かかってきました。
家電でも、知らない人のはあまり出ないようにしていたためスルーしていたのですが、さすがに「なんだろう?」とその画面をMに見せたのです。

「これだけかけてくるって事は、知り合いなのかな?」と言う私に対してMは「さぁ」と言っていました。

それ以降、その日に電話は掛かって来ませんでした。
しかし、次の日の夕方に、また同じ番号から携帯に着信がありました。

これも「なんか気持ち悪っ!」と思いながらスルーしていたのですが、数回携帯に着信後、今度は自宅の電話が鳴ったんです。

家の電話はスルーするわけには・・・と思い受話器を取りました。
「もしもし、シトロンさんですか?」と年配らしき女性からの電話でした。
「はい」
「あの、Mさんご存知ですよね?」
「はい」
ここで私が咄嗟に思ったのが、Mが何か事故にでもあったのかな?
警察とか病院からの電話なのかな?でしたが、次の言葉が意表をつくものでした。

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