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メイトリックス大佐の戦術書#6暴落時に仕込む小型株のすすめ

ごきげんよう諸君!
投資コマンドー部隊大佐のジョン・メイトリックスだ。
投資コマンドー部隊
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ようこそ!

投資や経済に纏わる疑問をマッチョに解決。
投資に必要な物は筋肉。
この日記のコーナーは
あらゆる投資の戦場を駆け巡ってきた
メイトリックス大佐が
実戦の中で培ってきた投資手法を
書き記した戦術書だ。
隔週の更新を目指している。 
ぜひ一読してほしい。

これまでメイトリックス大佐の戦術書をまとめた 
リンクはこちらだ。 


さて
6回目となる今回の戦術書は 
私自身が投資の戦場を生き抜く中で
身に着けた技法の一つ 

それを諸君らに紹介したいと思う。

 

下落、暴落時に仕込む小型株のすすめ



今回が初公開となる私の米国現物株のリストである。 
私のメインの投資手法として
●信用取引によって収益を得る
●その収益で現物株として小型株を購入
●購入した現物株を代用有価証券化
●さらなる信用建余力を増やして 
信用取引の投資額を増やす。

というサイクルを作っている。

現在の信用取引で購入している銘柄はこちら

現在はエヌビディアと台湾セミコンダクターの
2社に極振りしているが 

私の持論では、こと信用取引においては
明快な買いシグナルを発信している企業がある場合は
その期間は分散投資をすべきではなく
一点買いする事が重要であるという事。

分散投資をする場合は
どこの株式が上昇するか、検討が難しい局面で使う 
ディフェンス寄りのポートフォリオ形態であり
相場や情勢を鑑みて 
柔軟に対応する事が必要だと考えている。

それはサッカーのフォーメーションと同様に
相対する者や事柄が存在する場合は 
それに対応できる
その都度ベストなフォーメーションを 
こちらが持っている事こそ肝要だろう。

言い返すならば 
限られた手法やパターンのみしか扱えないという事は 

その局面でしか使えない手法で居続ける事になり 
柔軟性とは真逆の思想でもある。 

話を戻して

私がなぜ小型株を暴落時に買うべきかを論じたい。


暴落時に大きなダメージを受けるのは 
決まって成長株や大型株 
時価総額が高い銘柄を購入した時であるのは
自明の理である。

だが、一ドル前後の小型株は 
暴落を起こした所で
その下落の損失もたかが知れている。

つまり、暴落時であっても損失のダメージが少なくて済む。

そして、暴落期間を経て
回復と上昇のサイクルに入った時には 
絶好のチャンスとなるのは
小型株に限った話しではないが 

小型株には数倍、数十倍
あるいは数百倍の上昇と
伸びしろが用意されている。

これこそ小型株の最大の魅力でもある。

損失は少なく、伸びしろがでかい。

これが、私が小型株を勧める一番の理由である。

小型株購入の際に私が意識している事



私が購入している小型株の銘柄は 
バイオ株を主としたベンチャー企業 
一ドル前後
日本円一万円相当の額で
定期購入に傾倒しているが

ベンチャー企業の財務指標や決算内容を見た所で 
正直、どの銘柄が伸びるかなど
専門知識を有していない私には

皆目検討がつかない。

そして、どこも概ね決算は赤字である。
設備投資などに資金を投入し続ける期間では
ある意味当然ではあるが。

つまり
決算で企業の中身を見て
いくつもあるベンチャー企業の中から 
成長しうる企業を見つけ出し 
そこに一点集中買いする事はできない。

ここで使うのが分散投資。


一万程度の額で 
可能な限り多くのベンチャー企業に
一ドル前後の価格帯から張っておく。

そして長期間保有して様子見し
伸びた企業は引き続き定額を購入。

逆に、売買が全く盛んでない企業は
売却し、他の小型株へ移行するか 
既存の小型株を買い増す。

そしてこの手法はあくまでも現物株で行うべきであり
信用取引では行うべきではないという事

その理由は主に2つ。 

株価が上昇するか不明で 
伸び率も少ない株を長期で保有するという事は
その資金を固定する事になるため
資金効率が悪くなるという事。

信用取引において大切な事は
アクティブで騰落率が高い銘柄を 
短中期で保有し
資金をいつでも回せる状態にしておく事。
地に根を張る様なやり方は 
金利手数料もかかってしまう為
信用取引には向いていない。


もう一つは 
株価の価格が一定を保って推移するという事は
代用有価証券として機能した場合は
その堅牢さが代用証券としての優秀さを発揮するという点である。

代用証券は
例えばテスラやAppleなどの騰落の激しいトレンディな株を選んでしまうと
その株価が価格が上昇した場合は
信用取引で扱える資金が増えるが 

逆に下落した場合は代用証券としての価値が下がり
信用取引で扱える資金額が減る。

よって、現物株を代用担保にする場合は
安定した株で構成比率を高め
かつ長期で保有する事が重要なため 
ここでも小型株の代用化は活きてくるという事だ。


小型株購入の根拠を探す。


私が上記で記した様に 
ベンチャー企業は
どこが成長するか検討がつかない。

バイオ企業の説明を見ても 
どこの同種の企業も同じ様な事をしているため
その差が素人にはわからない。
付け焼き刃にバイオ事業と
その価値を調べてみても
そこで得た知識をいかんなく発揮させるには
一朝一夕では身につかない。

そこで
私がある程度、最低限の
買うための理由、根拠を探す際には

誰がその企業に出資をしているか?→有識者の視点で描く一定の先見性
どの有名投資家がその企業の株を買っているか?→成長性が見込める根拠
どれほどの規模感で事業を展開しているか?→収益性と規模による参入障壁
どれほど従業員が在籍しているか?→高い人件費を賄える事業である事の証

この4つで選定している。
というよりは
私の様なバイオ技術に無知な者が
なんとか現状で得られる情報の中では
これらが有力ではないかという事である。

私が購入している小型株の企業の中で 
大量購入している企業が
ギンコバイオワークス。

ここはビルゲイツが出資し 
有名投資家であるキャシーウッドが購入している
銘柄群の一つでもある。

たった一ドルちょっとの株に
1305株購入するくらいなら 

それをたくさんの小型株に振り分けた方が良いのでは?

と思うかもしれない。
私もそう思う。

実際、現在ギンコへの投資は
10万以上の含み損である。


だが、このギンコバイオワークスに限っては
もう一つ購入に至る理由がある。

それは
投資家としての夢である
保有株の株価が10倍
いわゆるテンバガーになる株を
持ってみたいという

私の野心を体現する為の銘柄という
枠なのだ。

投資家である以上は 
確実な利益を求めるのは当たり前だが

こんな理屈に合わない買い方も
投資の楽しみの一つでは無いだろうか?

私は信じている。
私の小型株がいつしかテンバガーとなる日を。

その日の為に
夢を買いたいが為に
今日も信用取引で利益を上げている。

最後に

私が使っている米国株検索
スクリーニングサイト

を紹介しておく。

https://finviz.com/screener.ashx

ここのサイトは英語表記だが
かなり細かく検索条件を選定して
銘柄を探す事ができるため
私も重宝している。

一度活用してみてほしい。


今日の所は以上だ。

また会おう諸君。


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