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2月の禅語 「脚下照顧」

2月のお誕生日の皆様 おめでとうございます

2月の禅語は、「脚下照顧」です。

お寺の玄関などでこんな文字を見られたことがあるのではないでしょうか?

「脚下照顧」「照顧脚下」「看脚下」

文字通り、「足元を見なさい」という意味であり、「履物をそろえましょう」という意味もありますが、もう一度この言葉について考えていきたいと思います。

■自分の足元を見る

1月が行く 2月が逃げる 3月が去るというように何故か早く感じる3ヶ月です。

ただ、1月は年の始まりであり3月は年度末でもあり、区切れがつく月なのですが、2月は日数も短いこともあり、慌ただしく過ぎていくことも多いです。

でも、寒さ厳しい2月にもう一度自分の振り返って見る時間を持ってはいかがでしょうか? それが「脚下照顧」です。

今年こそは、ビックになりたいと年始めに誓ったかもしれません。

あいつの年収を今年は抜きたいとか、 あいつにはこんなことで勝ってやる、出し抜いてやる。そんな目標を立てた人もいるかも知れません。

もちろん目標を立ててチャレンジすることはいいことです。

しかしその目標は自分の立場や、環境にあっているでしょうか? 自分に何ができて何ができないかをしっかり把握できているでしょうか?そしてそれは自分のほんとうの幸せでしょうか?相手に勝ちたかっただけになってないでしょうか?勝ったことが自分にとって本当に望んでいたことでしょうか?

またチャレンジが無謀で落ち込むことはないでしょうか?妄想になっていないでしょうか? また、できないことを親や子供、他人のせいにしたりしていないでしょうか?

そのためにも、「自分の足元を見る。」ことが大切だと思います。

自分は何者で何を望んでいて何ができるのか。

■指導者が導いてくれた光

また、足元が暗い、ということは、これから先の道がわからないということです。

暗くて方向がわからない。先に進めないということでしょう。

でも、今までは、先生や先輩など道先案内人がいたかもしれません。その方々に導いてこられて今そこにいるのだと思います。今まで誰かに導いてもらえてきたのです。明るく照らしてきた人たちに感謝することを忘れてはいけないと思います。


ただ、2月は、年度末に向けて先輩や先生と別れる季節です。また、自分が卒業して独り立ちする季節でもあります。そんなときに自分の足元を見て進めば自分に傲ることなく道をすすめるでしょうし、また、後輩やや子供のために足元を照らし、導く役割が増えるかもしれません。そんな心の準備をする2月ではないかと思っています。

1月に立てた目標を、もう一度自分の足をもとをゆっくり確認し、自分の幸せとは、なにかを考える。そして、今までそこに導いてくれた人はだれなのか、そしてこれから先どう歩んでいくのか。寒く家の中にいる事が多いこの時期考えてみてはいかがでしょうか?

12ヶ月の禅語は、私が選んで、長寿山西福寺の住職 雅教和尚に監修いただきました。

また、拙い字ではありますが、私が字を書かせていただきました。


#2月 #誕生日 #誕生月 #禅語 #脚下照顧 #看脚下 #履物を揃えましょう




参考文献 :「いいこと」がいっぱい起こる!禅の言葉  植西聰 

優しい仏教用語 http://tobifudo.jp/newmon/etc/kyakasho.html




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