第6話「真実が見れないことで、審美眼を手に入れた」読むだけで人生が照らされる物語:第3弾
私たちは、みんな赤ちゃんでした。赤ちゃんの頃は「無」でした。赤ちゃんの目は、キラキラしていますよね。もしかすると、真実が見えているのかもしれませんね。成長して行くにしたがって、周りから思いを刷りこまれていきます。心の傷に触れないようにするために、自分を守ることをします。
私は自分のことを見つめないようにさせられたため、防衛しまくりの人生でした。
・落ち込んだ人がいると励ます
・自分の問題に蓋をする
・人の悪口を言う
・抑うつ気分を排除したいので、万能感を持つ
・我が儘を言って、人に合わせてもらう
・嫌味を言う
・希望的観測を持つ
・ポジティブ思考をする
・本心と裏腹な言動をとる
私に自由になって欲しくない人が、私にさせたのだとしたら。防衛は自分では気づけないけど、振り返ることはできるかもしれません。
本来の自分とはあまりにもかけ離れている人生を送ってきたため、真実を探求し続けてきました。そのおかげで審美眼を手に入れました。真実という無意識に繋がれなかったからこそ、審美眼を手に入れたんです。
「なんかおかしい」という違和感を感じる嗅覚が発達しました。人って、劣った部分を補うようにできているんですね。
その審美眼は、今までの経験から削られて、小さくなりました。そして、その目には涙がたまっています。その涙は、過酷な体験をしてきたことへの誇り。そして、美しさとつながれる喜びの涙なのかも知れません💐
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