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【番外編①歌詞の背景】~オリジナルソング誕生・声の再生の道のり~】

*この記事は、2022年12月にアメブロで書いたものを加筆修正して転載したもんです


「好き」があるだけで、生きていける。
私は歌が大好きです。インストゥルメンタルではなくてなぜ歌なのか?
それは、「声」で曲が表現されているから。

幼い頃から、憧れの歌手を真似したり、コンサートへ行って一体感を味わったり。歌は私のエネルギーの源なんです。

ある日のこと「今まで頑張って生きてきたごほうびにオリジナルソングを作ってもらいたい」こんな思いが湧いてきました。

「プロの方に作って頂き、レコーディングして、多くの方にカヴァーしてもらいたい」「オリジナルソングで私の、みんなのインナーチャイルドが癒されたら」そんな夢を抱いていました。

そんな夢が叶うまでのストーリーを、自分史にひもづけて語っていき
ました。自分史という本、そして歌のタイトルは「おかえりなさい
 魂の故郷へ」

今回は、歌詞の背景をお伝えしてまいりますね。まずは、動画と歌詞を
どうぞ💐



【おかえりなさい 魂の故郷へ】
作詞 岡聖美 補作詞・作曲 池間史規】


小さな魂が迷いこんだのは 深い森の中
誰もいなくて 私は一人きり 泣いていた

目覚めるとおんなじ いつもの光景 教室にただ独り
むなしくひびく どこかで笑い声 おびえてた

それでも朝はやってくる 太陽は必ずまた昇る
こんなに小さな私にも ほんとはずっと光が届いてた

おかえりなさい 魂の故郷へ ここはあなたの戻る場所
おかえりなさい 魂の故郷へ あたたかい声が きこえてる


約束してきたよ 生まれてくる前に 孤独を愛すると
神さまとかわした 遠いゆびきり 思い出した

夜空に見えるあの星は あなたの中にもきっとある
希望という名のあの星の 光がみんなに降り注ぐ

おかえりなさい 魂の故郷へ ここがあなたの生きる場所
ただいま やっとかえってきたんだよ 喜びを分かち合うこの場所へ


・・・・・

この歌詞は、私の実体験です。詳しくはこちらの自分史をどうぞ♪


まず一番の「深い森」について。
この「深い森」は、私が通っていた幼稚園の隣にあった「森」です。動画で使われている森は、その森を実際に撮ったものです。40年以上も前の記憶なので、「暗くてとても怖い」イメージがありました。ですが、数年前訪れた時の印象は、「明るくて癒される森」に変わっていました。

40年も経つと、木が伐採されて、明るくなったのでしょうが、うっそうと茂った暗い森」が「明るい森」へ変わったのは、私の心の変化が現れているようで、興味深いです。

補作詞をしてくださった池間さんが、「暗い森」を「深い森」へ変更のご提案をしてくださり、一層味わい深い詞にしてくださりました。

そして、イラストは、ポツンと立っている私を表現して頂きました。
(イラスト制作:ヒーリングアーティスト峯岸亜紀子さん

「教室にただ独り」
動画に使われている学校は、実際に私が通っていた学校です。社会適応できなかった私は、学校で独りで過ごしていました。笑い声が聞こえても、全く楽しめなかったんです。友達がいない学校に行き続けるなんて、今から思うと地獄ですよね。よく頑張ったな~。

イラストは、「机にうつぶせになっている私」を表現して頂きました。

「おかえりなさい」
この言葉は、第7章「うつ病時代」でも書きましたが、自分の中から
「kiyomi、おかえり」という声が聞こえてきて、感動とともに、私を支える言葉となりました。

イラストは、私の魂の絵を表現して頂きました。*こちらの絵の「虹色の羽」が、さらに物語が続くキーポイントとなります。動画の最後にオリジナルTシャツ「虹色の羽」(イラスト峯岸亜紀子さん)の着画があります。
これから幕開けする第二幕のヒントです♪

着画撮影:小林智恵様

二番
「孤独を愛すると」
初めは「孤独を味わうと」でしたが、「孤独を愛する」に変更してもらいました。「孤独を愛すると自由になる」と、後日実感することになります。

「神さまとかわした 遠いゆびきり」
なんて美しい詞なんでしょう。池間さんにお伝えした私の物語を元に作って頂きました。

イラストは、小さな魂と神さまがゆびきりをしているシーンを表現して頂きました。

「夜空に見えるあの星」
イラストで「希望の星」を表現して頂きました。「八芒星」がイメージです。

「ここがあなたの生きる場所」
初めは「ここはあなたの戻る場所」でしたが、池間さんのご提案で「ここがあなたの生きる場所」へ変更に。「ここが」「生きる」の方が力強いのではないかということでした。

「喜びを分かち合うこの場所へ」
私は「喜び」という感情が大好きです。それは、一体感を伴ったものだからかもしれません。


池間さんは、補作詞をされるのが、とても大変だったとおっしゃっていました。私が生まれて初めて作る歌詞をお伝えしたため、歌詞の形を全くとっていなかったからだと思います。それにも関わらず、形にしてくださった池間さんに、心から感謝申し上げます。


2019年に曲が誕生して、2022年11月にレコーディング。さらに、自分史を書くことによって、内なる闇が明るみに出ました。

幼子が暗い座敷牢で、ずっといじけていました。その子がやっと、外の光へ歩き出しました。まるで岩戸から出てきた太陽のようです。思えば、第2章「幼少期」で描いたワンシーンのよう。

ふすまの後ろの暗がりで、ふすまの向こうにいるみんなに、歌を披露しようと待っています。そして、ふすまをバッと開けたら、光がさしこみ、外にいるみんなが、笑顔で私の名前を呼び、拍手をして喜んでくれていました。

もしかすると、未来の私が外で待っていてくれたのかもしれません。この記憶が、私をずっと支え続けてくれて、光あふれる喜びの道しるべをしてくれたのでしょう。

そのことに気づくと、今までの道のりは、魂でつながっているみなさんと、削って削って彫刻を造ってきたかのようです。

この彫刻のタイトルは「喜びの涙」すると、手のひらに青い目があり、喜びの涙がたまっているイメージが浮かんできたんです。



「おかえりなさい 魂の故郷へ」という曲は、私の人生の道のりそのもの。苦しみから喜びへと変わるきっかけとなりました。そして気づくと、私の目の前には純度の高い、素敵な方々がおられるということに気づきました。
魂の故郷へ帰ってきたことを、実感しました。


「よくかえってきたね」幼子をあたたかく迎えるように聴いて、歌ってくだされば嬉しいです♪まるで子守唄のように✨

この曲が、元気と勇気の源となり、自由と喜びの共同創造の後押しとなりますように🌹


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