第2話「本音を分かち合うと豊かさがやってくる」心の声を聞いて人生を照らす物語
私たちは、体という乗り物に乗って生きています。そこからは、色んな音が出ていますよね。
わかりやすいのが、心臓の音。胸に手を当てると「ドクンドクン」という音をたてているのがわかります。またお腹が空いたら「グ~ッ」という音がなりますよね。これらは、無意識で動いているので、自分でコントロールできませんよね。
呼吸はどうでしょうか。意識していない時は自然に呼吸をしていますが、ある程度意識でコントロールできるのが呼吸です。そして、声は呼吸からできています。声は体の音をそのまま乗せて出るので、その人となりや感情がわかるんですよね。
「顔は嘘をつけるが、声は嘘をつけない」言葉と行動が裏腹な人の声を聞くと、なんとなく違和感を感じますよね。それは、本音で話していないからです。
私はずっと嘘つきでした。それは、世間の声を聞き続けてきたからなんです。自分をごまかし続けてきました。本当はとても傷ついているのに、平気なふりをしてしまいます。「強くなければいけない」と思い込んでいました。
息苦しさから抜け出るために、優しく繊細な心の声を聞き始めました。自分の心地よさを選んできました。するとある日「自分は弱い存在だけど、人と分かち合うと豊かさがやってくる」ということを体感しました。そして、本音を伝える機会が増えました。
自分の感情を素直に認め、ただ伝える。なぜこんなシンプルなことができなかったんだろう?それは幼い頃の自分が、緊張した家族をバラバラにならないように守っていたため。役割を演じていたため。その癖が大人になっても抜けきらなくて、息苦しさがつきまとっていたことに気づけました。
「自分の声は本音を乗せているだろうか?」と問いかけると、自分の本当の望みが明らかになり、本来の自分へ戻っていきます。そして本音を人と分かち合い、共に豊かになっていきます💐
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