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「記憶を統合して今を生きる:第4話」読むだけで人生を照らす物語:第2弾


私たちは時間の中に生きています。過去や未来に思考が飛んで、今を生きている感覚がない方もおられるかもしれません。過去の自分に声をかけてあげる時は共感一本。リアルにその場を感じてみます。

次に過去の自分を今の自分が体験しているとしたら、また違った考えがわいてくるかもしれません。

さらに、その体験を未来の自分が体験するとしたら、もっと違った見方をしていることでしょう。


例えば、過去にパワハラを受けたということについて。

過去の自分は「とてもショックを受けて、またパワハラを受けた、と自分を責めている状態」です。そんな自分に対して、「本当に情けないよね」と
共感します。

今の自分は「あの人がパワハラするようなヤバい人だと、早い段階でわかってよかったね。腹がたつよね」と声をかけます。

未来の自分は「ネタが豊富な人生だね」と声をかけます。

意識的な声かけではなく、無意識からの声かけで。それぞれ違う次元の自分に光をあてて、たたえるように。

すると傷の統合(状況記憶と感情記憶の統合)がなされます。感情が湧いて、傷を繰り返し体験する必要がなくなるんです。

そして、対等で共に楽しむ人間関係を再びつくりなおすようになるんです。それは心から望んでいた、一体感なんです💐






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