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「オリジナルソング歌詞の背景」光と共に生きる

「好き」があるだけで生きていける。私は歌が大好きです。インストゥルメンタルではなくてなぜ歌なのか?それは「声」で曲が表現されているから。

幼い頃から憧れの歌手を真似したり、コンサートへ行って一体感を味わったり。歌は私のエネルギーの源です。

ある日のこと「今まで頑張って生きてきたごほうびにオリジナルソングを作ってもらいたい」という思いが湧いてきました。

「プロの方に作って頂きレコーディングをして、多くの方にカヴァーしてもらいたい」「オリジナルソングで私やみんなのインナーチャイルドが癒されたら」そんな夢を抱いていました。

そんな夢が叶うまでのストーリーを自分史にひもづけて語りました。
自分史という本と歌のタイトルは「おかえりなさい 魂の故郷へ」


今回は歌詞の背景をお伝えしてまいりますね。まずは動画と歌詞をどうぞ♪




【おかえりなさい 魂の故郷へ】作詞 岡聖美 補作詞・作曲 池間史規】


小さな魂が迷いこんだのは 深い森の中
誰もいなくて 私は一人きり 泣いていた

目覚めるとおんなじ いつもの光景 教室にただ独り
むなしくひびく どこかで笑い声 おびえてた

それでも朝はやってくる 太陽は必ずまた昇る
こんなに小さな私にも ほんとはずっと光が届いてた

おかえりなさい 魂の故郷へ ここはあなたの戻る場所
おかえりなさい 魂の故郷へ あたたかい声が きこえてる


約束してきたよ 生まれてくる前に
孤独を愛すると
神さまとかわした 遠いゆびきり 思い出した

夜空に見えるあの星は あなたの中にもきっとある
希望という名のあの星の 光がみんなに降り注ぐ

おかえりなさい 魂の故郷へ ここがあなたの生きる場所
ただいま やっとかえってきたんだよ 喜びを分かち合うこの場所へ



まず一番の「深い森」について。
この「深い森」は、私が通っていた幼稚園の隣にあった「森」。動画で使われているものは実際の森を撮ったもの。

40年以上も前の記憶なので「暗くてとても怖い」イメージがありましたが、数年前訪れた時の印象は「明るくて癒される森」に変わっていました。
40年も経つと、木が伐採されて明るくなったのでしょうが「うっそうと茂った暗い森」が「明るい森」へ変わったのは、私の心の変化が現れているようで興味深いです。

補作詞をしてくださった池間さんが「暗い森」を「深い森」へ変更のご提案をしてくださり、一層味わい深い詞にしてくださりました。

そして、イラストは、ポツンと立っている私を表現して頂きました。
(イラスト制作:akiko anandaさん)

「教室にただ独り」

動画に使われている学校は実際に私が通っていた学校です。社会適応できなかった私は学校で独りで過ごしていました。笑い声が聞こえても、全く楽しめなかったんです。友達がいない学校に行き続けるなんて、今から思うと地獄ですよね。よく頑張ったな~。

イラストは、「机にうつぶせになっている私」を表現して頂きました。

「おかえりなさい」

この言葉は、第7章「うつ病時代」でも書きましたが、自分の中から
「kiyomi、おかえり」という声が聞こえてきて、感動とともに私を支える言葉となりました。

イラストは、私の魂の絵を表現して頂きました。

*こちらの絵の「虹色の羽」が、さらに物語が続くキーポイントとなります。動画の最後にオリジナルTシャツ「虹色の羽」(イラスト:akiko anandaさん)の着画があります。

これから幕開けする第二幕のヒントです♪

着画撮影:小林智恵様


二番

「孤独を愛すると」

初めは「孤独を味わうと」でしたが「孤独を愛する」に変更してもらいました。「孤独を愛すると自由になる」と後日実感することになります。

「神さまとかわした 遠いゆびきり」

なんて美しい詞なんでしょう。池間さんにお伝えした私の物語を元に作って頂きました。イラストは、小さな魂と神さまがゆびきりをしているシーンを表現して頂きました。

「夜空に見えるあの星」

イラストで「希望の星」を表現して頂きました。「八芒星」がイメージです。

「ここがあなたの生きる場所」

初めは「ここはあなたの戻る場所」でしたが、池間さんのご提案で「ここがあなたの生きる場所」へ変更に。「ここが」「生きる」の方が力強いのではないかということでした。

「喜びを分かち合うこの場所へ」

私は「喜び」という感情が大好きです。それは、一体感を伴ったものだからかもしれません。


池間さんは、補作詞をされるのがとても大変だったとおっしゃっていました。生まれて初めて作る歌詞をお伝えしたため、歌詞の形を全くとっていなかったからだと思います。それにも関わらず、形にしてくださった池間さんに心から感謝申し上げます。



2019年に曲が誕生して、2022年11月にレコーディング。さらに、自分史を書くことによって内なる闇が明るみに出ました。幼子が暗い座敷牢でずっといじけていました。その子がやっと外の光へ歩き出しました。まるで岩戸から出てきた太陽のようです。

思えば、第2章「幼少期」で描いたワンシーンのよう。
ふすまの後ろの暗がりで、ふすまの向こうにいるみんなに歌を披露しようと待っています。そしてふすまをバッと開けたら、光がさしこんで外にいるみんなが笑顔で私の名前を呼び、拍手をして喜んでくれていました。
もしかすると、未来の私が外で待っていてくれたのかもしれません。

この記憶が私をずっと支え続けてくれて、光あふれる喜びの道しるべをしてくれたのでしょう。今までの道のりは魂でつながっているみなさんと削って削って彫刻を造ってきたかのようです。


タイトル「喜びの涙」


「おかえりなさい 魂の故郷へ」という曲は、私の人生の道のりそのもの。苦しみから喜びへと変わるきっかけとなりました。そして気づくと、私の目の前には純度が高くて素敵な方々がおられました。魂の故郷へ帰ってきたのを実感しました。


「よくかえってきたね」幼子をあたたかく迎えるように聴いて、歌ってくだされば嬉しいです♪まるで子守唄のように✨

この曲が、元気と勇気の源となって、共同創造や喜びの分かち合いの後押しとなりますように🌹

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