#26 ChatGPTの使い方〜プロンプトを制する者はChatGPTを制す〜
どうも。こみっくです。
今回はChatGPTの使い方について書いていこうと思います。
「ChatGPT?なんか難しそう…」という方。
よくわかります。
僕も横文字がとても苦手で最初ChatGPTのことを敬遠してました。
ただ、実際に触ってみるとあらまあ便利!と今はなくてはならない存在になっています。
最初はChatGPTで遊ぶくらいの感覚がちょうどいいと思います。
まずはやってみよう!
ChatGPTについては過去の記事も参考にしてみてください。
プロンプトとは
はい、難しい言葉でたー。
もういいやブラウザバックしよう…と思った人もいるでしょう。
ちょっと待ってください。
今回の記事で覚えて欲しいChatGPTに関わる専門用語はこれだけです。
プロンプト。
こんな感じで自分が知らない言葉が出てきたら、まさにChatGPTを使う絶好の機会。
ChatGPTのことはChatGPTに聞けばいい。
餅は餅屋の考え方。
つまりは、僕たちがChatGPTにする質問のことだと思ってください。
これを使いこなすことができればChatGPTを使いこなせると思ってもらってOKです。
これこそが〜プロンプトを制する者はChatGPTを制する〜ということなのです。
では、次からChatGPTのプロンプトのコツを書いていきますね。
プロンプトのコツ
①聞きたいことを明確にする
あなたが本を探しているとしましょう。これをChatGPTに聞いてみます。
プロンプトに「何かおすすめの本はありますか?」と入れてみます。
ChatGPTが本のジャンルごとに1冊ずつ紹介してくれました。
そこで、プロンプトをより明確にしてみます。
「自己啓発でおすすめの本は?」とプロンプトを明確にするとそのジャンルでおすすめの本を5冊紹介してくれました。
このように、質問内容に明確性を持たせることでChatGPT側も答えやすくなるのです。
②短く・シンプルに
私たち人間は一度に把握できる文量に限界があります。
めちゃくちゃ長い質問をされたとき、「で?質問の要点はなんだっけ?」となりがち。
実はChatGPTにも似たような側面があります。
こちらの長い質問に対して、答えられないことはありませんがより正確な答えから少しずれてしまうことがあります。
このChatGPTの妙に人間臭いところが僕は好きだったりします。
例えば、あなたが健康的な生活を送るためのアドバイスをChatGPTに聞くとしましょう。
まず、「私が健康的な生活を送るためにはどうすればいいですか?」と聞いてみました。
答えを見てみると、まあ分からなくもない。
わりとちゃんと答えてくれていますね。
では、これをさらに短いプロンプトにしてみるとどうなるのか。
ここでは、「健康な生活のコツは?」と聞いてみました。
どうでしょう。
先ほどの答えと似ていますが、より具体性が増していませんか?
例えばストレス管理の欄。
リラクゼーションとありますが、前者に比べ後者は「ヨガや瞑想など」という言葉が加わり、より具体性が増しています。
こんな感じでプロンプトを短くするのもChatGPTと仲良くする有効な手段です。
③背景情報を与える
背景情報とは、質問する人に関連する情報と思ってください。
例えば、ChatGPTにおすすめの映画を聞くとしましょう。
ざざっとこんな感じ。
ただ、これだとジャンルが多岐にわたっています。
仮に、あなたがアクション映画が好きだとします。
これはあなたに関する背景情報です。
これをChatGPTに教えてあげましょう。
「わたしはアクション映画が好きです。おすすめは?」
このように背景情報を含めて質問するだけで、アクション映画のおすすめがたくさん出てきました。
ChatGPTに質問する時には、ぜひあなたの背景情報を教えてあげてください。
④具体的に質問する
プロンプトに具体性を持たせましょう。
僕たちも「歴史について教えてよ」とざっくり質問をされると、困ってしまいますよね。
ChatGPTも一緒です。
僕はChatGPTの妙に人間臭いところが・・・(略)
「歴史について教えて」というざっくりした質問だとChatGPTはこのように教えてくれます。
まあ、歴史そのものについて教えてくれるのでベストは尽くしてくれています。
では、プロンプトにより具体性を加えてみましょう。
「フランス革命の原因と影響について例を挙げて教えて」と聞いてみました。
プロンプトに歴史上の出来事+原因+影響を聞いてみることでより、具体的な質問になりました。
ChatGPT側も安心して答えてくれていますね。
しらんけど。
⑤質問の分割
一度にたくさん聞くより、小分けにして質問するのも有効な手段の1つです。
例えば、「気候変動の原因と解決策」について聞いてみるとしましょう。
一度に原因と解決策を聞いてみるとこんな感じ。
端的に各項目1文で答えてくれています。
では、これを原因と解決策を分けて聞いてみましょう。
一目瞭然ですね。
あえて、プロンプトを分けることで各項目の掘り下げ度がより深くなりました。
このようにChatGPTも人間と同じで、対話をするとうまくいくことが多いです。
一度で全部聞いてしまおうではなく、一つひとつの対話を重ねることが大事です。
⑥選択肢を与える
プロンプトに選択肢を与えてみましょう。
どっちがいいかな?と選んでもらうことでより多角的な考えを聞くことができます。
もし、あなたが「週末何をすればいいかな?」とChatGPTに相談したとします。
週末おすすめの過ごし方を教えてくれていますね。
ありがとう。ChatGPT。
では、このプロンプトに選択肢を与えてみましょう。
「週末に読書と映画どっちがいいかなあ」と選択肢を与えつつ聞いてみました。
読書、映画のメリット・デメリットを列挙したうえで、「あとはあんたが決めなはれ」というスタンスですね。
ただ、このように「どっちかで迷ってんねけど、どないしましょ?」と質問者が困っている時に、ChatGPTは丁寧に答えてくれことがわかります。
人に聞くと「そんなんどっちでもええやん!」と突っ込まれる気がして、なんとなく聞きづらいこともChatGPTには気兼ねなく聞けますね。
⑦役割を与える
ChatGPTに「あなたは○○ですよ~」と催眠術のごとく、役割を与えます。
例えば、ChatGPTに「子どもの前で話すコツ」を聞くとしましょう。
どれも大事。
では、ChatGPTに役割を与えつつこの質問を投げかけてみましょう。
「あなたはベテランの小学校教師です」と付け加えます。
回答の項目が増えましたね。
ChatGPTが「ベテランの小学校教師」という自覚を持つことで、ベテラン感ならではの回答になりました。
特に、最後の「経験と練習によって向上します。」なんていう言い回しはベテランそのもの。
このように、役割を与えるとChatGPTは喜んで答えてくれますよ。
⑧出力形式を指定する
例えば、朝活のメリットとデメリットを聞いてみるとしましょう。
普通に聞くとこんな感じ。
ではさらに分かりやすくするために、出力形式を「テーブル形式で」と指定します。
すると、朝活のメリットとデメリットが表形式で出力されました。
見やすい。
このように答え方を指定することで見やすさがグンとアップします。
ちなみにこんなパターンも。
ギャル語で出力パターン。
結構僕はこれ好きなんです。(笑)
難しい内容もギャル語だと簡単になる。
では、ギャル語かつテーブル形式で答えてと指定するとどうなるのか。
しっかりと期待に応えてくれました。
まあ、ギャル語はともかく「出力形式を指定」は間違いなく使えるワザなので知っておいて損はないです。
ChatGPT×ギャル語については過去記事を参考にしてみてください。
まずはさわってみよう!
今回はプロンプトについて紹介しました。
ChatGPTは間違いなく僕たちの生活や働き方を変えるものだと確信しています。
なんだか難しそうだなあという人もまずはさわってみることが大事です。
今回の記事をきっかけにChatGPTおもしろそうやん。と思ってもらえたら幸いです。
今回使用したChatGPTはこちらからどうぞ!
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