SNSにおけるゲームフレンド人望論
○○論などと銘打つと大層な感じがしてしまうが、そんなしっかりした話ではなく、人望が無い…とアカウントを消して去ってしまう人を割と見るので、それに関連した思ったことを綴って行きたいと思う。
まずコミュニケーションの大事な1つの前提として、オフライン、オンライン、つまり現実であろうとSNS上であろうと、お互いあるいはどちらか一方が積極的に連絡、接点を作っていかないと関係性を維持していくのは難しいモノであることは理解しておきたい。
例えば成人し社会に出ている人であれば、割と顕著に感じることであると思うが、学校という共通の共有する空間を出てしまい顔を合わせることがなくなり、それぞれが新しい場所で新しい関係性を構築していき連絡も取る機会が減っていくと、学生時代の友人とは大半が疎遠になっていき、年々友達が減っていく居なくなっていくと感じるものである。
この仕組みというか、流れは先に述べたようにSNS上でも同じである。
つまり実際にプレイして遊ぶのはもちろん、リプライなりイイネなり日頃のコンタクトが双方的あるいは一方的にでも行われていないと疎遠になっていく流れは必然的であると言える。
もちろんこれは必ずブロ解される流れになるということではなく、1年ぶりにあるいは数年ぶりに昔つながったフレンドさんと遊んだという話は割とある。ただ人望がないといってアカウントを消してしまう人たちは年単位で機会を待つことは出来ないので、それはまた別の話である。
次に、調査をした訳ではないので私の偏見が強いのだが、一般ユーザーであれば男性より女性の方がフォロワーは集めやすい傾向にあると思う。
これは、出会いの場を提供する多くのシステムで男性は有料で女性は無料でも成り立っていることを考えると自然な傾向ではあると思う。
男女どちらも単純に気軽にゲームを一緒に楽しめる人を探している人が多いはずではあるが、特に男性側はどうせゲームをするなら強く繋がりたいと思わずとも同性より異性と楽しく遊びたいという人が多いように感じる。対して女性は同性を募集している人が割と一定数いるイメージがある。
なので、男性は同性を敬遠しがちであるコトと、男性を警戒する女性が割といるので、出発点として男性は女性に比べるとフォロワーを集めにくいという点はあるが、関係性の維持を焦点に置くと、男女問わず人望がないと嘆き消えてしまう人には共通点がある。
「自発的な接触がない。」
例えば、自身が圧倒的な認知のあるアイドルであったり何か魅力ある存在であれば何気ないつぶやき1つでも投稿すること自体が他者に与えるものがあるので、SNS上でのフォロワーの維持に特別個別に接触していく必要はない。
しかしただの一般人のゲームアカウントであれば、最初は挨拶的にあるいは性別・内容的に興味を多少持ってもらえて、投稿に対してリプライやイイねを貰えたりするが、自身がそれらの人を代替的に思うように、その人達も代替的なひとりと思っているわけで、与えてもらったものを返さないと、せっかく興味を持って接してくれた人も反応が悪い人よりも返してくれる人に夢中というと語弊があるかもしれないが、コミュニケーションが取れる別の同じような相手に惹かれ比重が変わってしまうのは当然のことではある。
これはフォロワーの人にこまめにリプライをしたりイイねを必ずしないといけないということではない。
もちろん、しないよりはした方が関係性の維持にはつながるが、ゲームアカウントであれば定期的に募集をしたり、参加することが1番のコミュニケーション方法となるわけだから、人望がないと嘆く人であればそういった発信、行動をして関わっていくことが重要ではある。
先にも触れたが多くの人は気軽にゲームに誘いあえる友達を求めている。
しかし、少し言い換えてしまうが「自身がゲームをやりたいと思った時にすぐに相手してくれる人が欲しい」というのが多くの本音ではあると思う。
気楽な関係を欲しているのに、SNS上では気を遣うことなく活動したいのに関係性を維持するために他者に気を遣わなければいけないなんてしんどいとは思うが、人望というモノを気にしてしまう人であればそれは避けられない問題である。
また、募集を掛けてはみるが誰も来てくれない。
声を掛けたくてもコミュ障だからためらってしまう。
ということもあるだろう。
上記は男性あるいは性別がわからないという人に割と多いイメージがある。
根本的にFF数が少なければタイミングが単純に合わないことは往々にしてあるとは思うが、先述したように男性は同性に敬遠されがちであると同時に女性にも警戒されがちな部分があるので、女性と比較した場合声を掛けられにくい傾向はあると思う。
ではどうしたらよいかといえば、根気強くタイミングの合う人を待つ、絶対数を増やすというのもよいが募集を掛けているところに参加する。あるいは直接誘いにいく方法がよいのだろう。
しかし、人望にこだわる人は断られたどうしようとコミュ障を盾に踏み出せない消極的な選択をしてしまう人が多いように思う。
ただ、FF関係になっているのであれば、その時点である程度のハードルを超えているので積極的な行動に出た方が絶対によい。
中には来る者拒まずでFF関係になる人もいるが、たいていの人はある程度選別しているからである。
もちろん度合いによってはウザがられてブロ解なんて結末もあるかもしれないが、気になっているのに声を掛けずただの数友、相互ブロ解候補にひとりにしてしまうよりは、声を掛けた方が最悪嫌われたとしても圧倒的にSNSという場をシステムを活かしていると思う。
また実際に遊んでみて、関わってみて自分自身の視点としてもこの人と合う合わないなど見えてくるモノもあるだろう。
少し長くなってしまったが、人望を気にしてしまうのであれば待ちの姿勢ではなく、自身から積極的に関わっていくこと、あるいは自身に絶対的な価値を作っていかないと人は離れてしまうモノであるから嘆くより行動しよ。という話でした。
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