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明日、命が尽きるとしたら。

「直径1kmの小惑星が接近」
「地球に当たってしまえば人類滅亡」

テストの結果も良く、ふわふわしながら開いたTwitterにそんなことが書いてあるのを見て、背筋が凍る感覚がした。
記事をくわしく読んで、当たる可能性は極めて低いと知ったのだけど、仮にもし当たってしまうとしたら死ぬ前に私は何をするのだろう、と考えた。

会いたい人がいる。その人に会いに行く?
伝えたいことがある。思い切って伝える?
訪れたい場所がある。その場所に足を運ぶ?

簡単なことだけど、
今までどうしても出来なかったこと。
「死ぬ直前」という窮地に立ってしまえば、
それすらも簡単に出来るようになってしまうのかな。

このニュースを知る前までは、「私の未来は約束されている」と勝手に思い込んでしまっていた。
約束された未来なんてどこにもないのにね、と今になって思った。

私には時間がない。
自分以外の人にとっても同じように、今しかないのだ。

大袈裟な記事だなあと思ったけど、大事なことに気付くことができたから、心から感謝している。

会いたかったら会うし、食べたかったら食べる。
行きたかったら行くし、伝えたかったら思う存分伝える。
そんな単純な生活が誰だってしたいはずなのに、ほとんどの人が出来ないというのが現実。
そんな現実を変えられないまま命が尽きてしまうのでは、本当にもったいない。

夜が明けて、またいつも通りの朝を迎えられたとしたら、ずっと言えなかったことを伝えることにしようかな。告白ではないけど。笑。



みなさんは、明日命が尽きるとしたら、
最後に何をしますか?

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