社会のVUCA化

VUCAとは、
V=Volatile(不安定)、U=Uncertain(不確実)
C=Complex(複雑)、A=Ambiguous(曖昧)
という、今日の社会を特徴付ける4つの形容詞の頭文字を合わせた言葉で、もともとはアメリカ陸軍が現在の世界情勢を説明するために用いだした用語です。

今日、「社会のVUCA化」はさまざまなところで議論されています。
「VUCA化の進行」は、私たちにこれまで「良い」と考えてきたさまざまな能力やモノゴトの価値に大きな影響を与える事になります。

最近、いたるところで目にするVUCAという言葉ですが、流し読みしていました(^^;; ここで復習出来てよかったです。

*経験の無価値化・・・これまで私たちは「経験豊富」という要件を無条件にポジティブに評価してきたわけですが、環境がどんどん変化していくということは、過去に蓄積した経験がどんどん無価値になっていくということを意味します。このような世界においては、新しい環境から柔軟に学び続ける人が価値を生み出すことになります。

*予測の無価値化・・・企業にしても個人にしても、何かを実行しようというとき、中長期的な予測をもとに計画を立てることが「良し」とされてきました。しかし、社会がより「不安定」で「不確実」になるということは「予測の価値」がどんどん減損していくことになります。このような時代にあって、計画に時間をかけ、立てた計画を実直に実行するという行動様式は極めてリスクが大きいと言わざるを得ません。

*最適化の無価値化・・・私たちは常に、周辺環境に対して最適化することで自分のパフォーマンスを高めようとするわけですが、ここにパラドックスがあります。
というのも「VUCAな世界」では、環境は連続的に変化し続けているわけですから、どこかの時点で環境に最適化してしまえば、それは次の瞬間には時代遅れなものになってしまうからです。
この様な時代になれば、ある瞬間において環境への「最適化の度合い」はどうでもよくなり、むしろ変化していく環境に対して、どれだけしなやかに適合できるかという「柔軟性の度合い」の方が重要になってきます。

会社組織も、分かってはいるけど変化できないんですよね。。
どこかで思い切ってやらないとダメな事も分かっているんですが、、日々の仕事に追われて出来ないんですよね(><)



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