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キットを作ろう!【電子工作編・時計】

家にいることが多い最近、ものづくりをしてみてはいかがでしょうか。 ものづくりといってもイチから作るのはハードルが高いので、電子工作キットや立体パズル等のキットをおすすめします。 これから、大人が作って楽しいキット、実用的で完成後も見栄えするキットという観点で、基本的に私が実際に作ったものを何種類かのカテゴリー別に紹介していこうと思います。 第1回目は電子工作編の「時計キット」。 電子工作では定番で、比較的簡単に作れて実用的。 ケースが付いていて完成後も実用的な、おすすめの3

    • 電ドラのはなし

      昔から私はモーターで動くものが好きで、中でもコードレスの電動ドライバーは手頃に買えるし、ラジコンや電子工作をしてきた事もあって何台も買ってきました。 今はなき松下電工のEZ6220(現在後継機種はパナソニックEZ6220Z)、日立工機(現ハイコーキ)のFDB3DL2、マキタDF030DWX、リョービBDX-2、高儀のちょいドラ、パナソニックEZ7412 など、一通りのタイプを使ってきました。新しいのが出るとすぐ欲しくなるんです(笑) 最近になって、ベッセルの電ドラボール等の

      • 3Dプリンター製ミニボール盤の電源等について

        このミニボール盤で使用するモーターセットには電源が付いていませんので、参考になるかと思い電源関係を紹介します。 モーターの仕様によると、電圧は12V~24V、電流は2A以上で動く、となっています。一番手頃な電源はACアダプタでしょう。 私の場合は下の12V/2Aの共立電子のACアダプタで動作する事を確認しました。 ただ、電流容量が2Aあっても、あまりに安価な電源ではモーター動かない可能性があります。モーターは電源を入れた時に、一瞬大きい電流(突入電流)が流れますので、性能の

        • 3Dプリンター製ミニボール盤の製作記【4】支柱とベース

          前に書きましたが、支柱には、断面40×20mm、M4規格のアルミフレームを使用しました。ちょうどいいサイズ感と、価格の割に十分な強度があるからです。長さ200mmでミスミで200円弱です。  ただ、いくら支柱自体の曲げ強度が高くても、ベースとの接合が弱いと、ドリルの刃を材料に押し当てていく時に、支柱にベースに対して曲げの力が掛かって直角が保てません。 ベースの材質にアクリルやベークライト等の、金属ほどではないが剛性のあるものを使えば接合強度的に問題ないと見ていたんですが、コ

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        • キットを作ろう!
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          3Dプリンター製ミニボール盤の製作記【3】全体の構造と軸の送り機構

          ここからは具体的な設計について書いていきます。 いきなり余談ですが、モデリングは3DCADのDSM(デザインスパークメカニカル)でしました。3DCADを使うのは初めてでしたが、結構早く慣れることができました。最初は知名度で勝るFusion360を試しましたが、馴染めませんでした。あの”拘束”がどうも・・・。 ◆全体の構造とサイズ さて、軸の送り機構と昇降機構を含めた本体部(タイトル写真の部分)の寸法を決めるに当り、まず支柱に断面40×20mmのアルミフレームを使うと決めて、

          3Dプリンター製ミニボール盤の製作記【3】全体の構造と軸の送り機構

          3Dプリンター製ミニボール盤の製作記【2】全体的な構成

          構想の続きです。なんだかんだ言っても、どんな機構にするか考えている時が一番楽しい説ありますね。 ◆軸の送り機構 さて、3Dプリンターで送り機構を作ることにして、どんな機構にするかですが、スライド機構としてオーソドックスなアリ溝式にしました。断面が台形のヤツですね。理由は、軸ブレ精度的に、軸を手で動かしてガタが感じられないレベルを目指していたのですが、私の持っている趣味レベルのFDMの3Dプリンターの造形物はそんなに寸法精度が高くなくて反りもあります。そうなると組立て後にスラ

          3Dプリンター製ミニボール盤の製作記【2】全体的な構成

          3Dプリンター製ミニボール盤の製作記【1】製作動機と仕様決め

          ◆はじめに 工作好きにとって憧れの道具のひとつにボール盤があります。 「材料の狙った所に垂直に穴をあける」のは、やはり手持ちドリルでは無理です。それに、実際にはそれほど使用頻度は高くなくても、置いておきたいんです(笑) でも工作室や倉庫があるならまだしも、一般家庭の部屋にボール盤を置くのは現実的ではありません。 そこで、ミニサイズのボール盤が欲しい、となるのですが、主に基板用のが市販されてはいますがまだ大きいし、プロクソンとかメーカー品はいいお値段がします。(モノは間違いない

          3Dプリンター製ミニボール盤の製作記【1】製作動機と仕様決め

          バーLEDデスクライトVer.2

          前回作ったバーLEDデスクライトの電源部をスッキリさせるため、アームとLEDの連結部分に内蔵することにしました。そこで3Dプリンターで連結部分を作りました。 ■設計・モデリング デザインはできるだけシンプルにしました。せっかくのスッキリしたバーLEDですのでシンプルな方がいいかと。といっても、凝った形状をモデリングする腕がないだけですが。 サイズ感や形状は基本的に今の電源スイッチ部と同じ長方形にしました。中央部にアームのネジ接続部を設け、右側に電源スイッチと明るさ切替スイッ

          バーLEDデスクライトVer.2

          高演色バーLEDデスクライト製作

          どうも、東芝の高演色タイプのLED電球「キレイ色」を洗面台に使ってみて、高演色LEDにはまっているケンボーです。高演色タイプは、簡単に言うと光の成分が自然光に近く、普通のLEDより肌色がキレイに見えたり、料理が色鮮やかに見えたりします。 生産終了してますが楽天などでまだ買えるようです。オススメ。 https://www.tlt.co.jp/tlt/products/led_lamp/lamp/led_lamp8.8w_kireiro/led_lamp8.8w_kireiro

          高演色バーLEDデスクライト製作

          Bluetoothスピーカー付デジタルマルチメーターのレビュー

          ■はじめに 私は電子工作をちょいちょいするのですが、テスター(デジタルマルチメーター)は何個か持っているのに、なぜかまた欲しくなります。 最近は長時間工作をすることが多くて、手持ちのテスターだと電池の消耗が気になる、液晶表示が見にくい、もう少しレスポンスが早い方がいい、等の問題があり、それらを解消できるベンチトップ型のマルチメーターが欲しいと思っていました。 しかし、ネット上で物色しても、ベンチトップ型は基本プロ用なので価格が高く(10万円~)オーバースペックなものばかりで、

          Bluetoothスピーカー付デジタルマルチメーターのレビュー

          感動的3Dプリントタイムラプスの撮り方 #4 【応用編:Gコードを編集してヘッドを動かす】

          こんにちは。 前回の基本編で一応目的は達成できたのですが、いちいちダミー造形物を配置する手間があるし、ダミーが画に映り込むとキレイではありませんでした。 そこで色々調べるうちに、ヘッドの動きを直接操作する方法があることがわかりました。 通常3Dプリンターでは、スライサーというソフトで造形物の3Dデータを「Gコード」というデータに変換して、それを3Dプリンターに送りプリントします。Gコードとは簡単にいうと、ヘッドをどう移動させ、樹脂をどれくらいの長さ送り出すかを決める命令文で、

          感動的3Dプリントタイムラプスの撮り方 #4 【応用編:Gコードを編集してヘッドを動かす】

          感動的3Dプリントタイムラプスの撮り方 #3 【実践編】

          前回までのことができていれば、あとはカメラの電源を入れて3Dプリンターを動かせば、基本的には自動で写真が撮れます。でもタイムラプス撮影は長時間掛かるので、その間安定した写真を撮ることがポイントになってきます。私は写真に関して初心者で、カメラに詳しい人にとっては当然のことかもしれませんが、実際に撮影してみた結果の注意点を書きます。キーワードは「固定」です。 ■ポイント1:カメラが動かないように設置する動くとタイムラプスにした時にキレイな画になりません。一度撮ってみて、動画の中

          感動的3Dプリントタイムラプスの撮り方 #3 【実践編】

          感動的3Dプリントタイムラプスの撮り方 #2 【準備編】

          (2020.8.16 更新:Amazonリンクの貼り直し、最後の動画を追加。) 今回は、3Dプリンター自身にシャッターを切らせる仕組みをつくる所までを説明していきます。 ■カメラ関係の準備#1で書いたように、リモコンを使ってシャッターを切れるカメラとリモコンが必要ですのでこれらを用意します。 カメラは、一眼レフやミラーレス一眼、高級コンデジなら大抵外部リモコンが接続できるか無線リモコンが使えるはずで、画質や操作性の点でも一番おすすめです。 また、スマホのカメラですが、タイ

          感動的3Dプリントタイムラプスの撮り方 #2 【準備編】

          感動的3Dプリントタイムラプスの撮り方 #1【導入編】

          ■はじめに以前から欲しかった3Dプリンターを例の給付金で手に入れ、一通りネット上の造形データをプリントして楽しんでいました。 それにも少し飽きてきたある時、YouTubeである3Dプリントのタイムラプス動画を見かけました。今までにも、プリントしている様子を撮って早送り編集した普通のタイムラプス動画は見たことがあったのですが、その動画は海外の、別次元のキレイな動画でした。この動画には余計なものが映っておらず、造形物だけが、まるで植物が育つかのように有機的に出来上がっていました。

          感動的3Dプリントタイムラプスの撮り方 #1【導入編】