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リクエスト企画~初めて女の子に間違えられた日~

皆様こんばんは、ぽこむと申します。

多分私のことをよく知らない、今回初めて存在を知ったという方はこのタイトルの意味がよくわからないと思いますので
最初にそのことについて説明します。

なんとなく私ぽこむは昨年の夏あたりから髪を伸ばし始め
これを書いている現在大体胸のあたりまで髪が伸びました。
それプラス普段から女性っぽいメイクをしていたり、ネイルをしていたり。
そんな感じの外見をしているので
今は初めてあった人や街のお店の人のだいたい9割は私のことを女性として接してきます。

それは私にとってはとっても嬉しいことなのですが色々と弊害もあります。
トイレとか…銭湯とか…
まあそのことについてはまた後日語るとして。

今回は視聴者さん(私は普段TikTokなどで動画を投稿しております)から頂いたnote案のうちの一つである「初めて女の子に間違えられた日」というタイトルから私の経験や思い出を語っていこうと思います。


もういきなり本題を話してしまいますが
私の記憶の中で一番初めに女の子に間違えられたのは
小学校4年生のころでした。

・小4の私

そのころはもちろん今よりは髪は短く
身長は当時からそんなに大きくなかったのですが
子どものころなんて結構みんな年上からしたら可愛く見えますよね。

そんな私が通っていた学校は
よくある構造で男子トイレと女子トイレが隣り合っていました。
割と最近改装工事があり中もきれいで手を洗う水道も
ひねる蛇口タイプじゃなくてボタンを押すと一定時間水が流れるタイプになっていました。

しかもその改装工事はすべてのトイレにされているわけではなく
順番に工事をしているようで
もちろんトイレは綺麗な方がいいので私は自分のクラスから遠くてもきれいなトイレまで行ってました。

事件が起こったのは秋ごろの放課後だったと思います。
なぜか私は一人で校舎を散歩していて突然の尿意に困っていました。
早歩きで例のトイレに向かうのですが、階段を上がり左に曲がるとまずは手前に女子トイレ、その奥に男子トイレがあります。
私は勢いよく女子トイレを通過し男子トイレに向かいました。
その時廊下の奥から6年生くらいの男の子がこちらに向かってきているのが見えました。
私はトイレに入るのを見られるのがなんとなく恥ずかしかったので下を向きながら男子トイレに入っていったら
その6年生の男の子が「ちょっと!」と大きな声で話しかけてきました。
怖さもあり視線をその男の子に向けると
男子トイレのマークを指さされました。
限界の尿意の中自分が男であることを説明すると解放してくれました。

きっともじもじしながら入っていったのが怪しさをアップさせていたんでしょうね。


ここからは割と最近のお話をしていこうと思います。

・23歳の私

普通に社会人として働いていた私、
今はこんなニートみたいなことをしていますが1年ほど前まではちゃんと正社員として働いていたのです。
まあその話は置いておいて、
私はとある会社の営業をしていたのですが、
その会社の営業は別に外回りをしたりするような営業ではなく
来店されたお客様に対してお話をするといったような感じでした。
そして会社柄お年寄りの方がよくご来店されていました。

私は自分で言うのもなんですがお年寄りにモテます。

なので結構お年寄りのお客様の接客を任されることが多かったのですが
あるとき、やっかいなお客様(俗にいうクレーマー的な)がご来店されました。
私のその元職場は何度も利用してくださる方が多かったので
このお客様、仮にSさんとしましょう。
Sさんとも結構長い付き合いだそうで社内の先輩たちは知っている風でした。
ですが来てしまったものは仕方ない、ということで私がお話を聞きました。
内容はどうでもいいのですが、今契約しているプランの確認と乗り換えるとどうなるのかの確認でした。

ここで乗り換えてもらえると私の成績的にはプラスになりますが
今後このSさんの担当が私になるということでもあります。

しかし1時間近く話した感じ他の先輩方がいうような嫌な雰囲気はありませんでした。
なのでその後も30分くらいお話しして一旦今日は終わり、
「また来週来るね」とニコニコしながらSさんが席を立とうとしたときに
私の名刺を再度確認して下の名前なんて読むの?と聞いてきました。
確かに私の下の名前は(公表してないので伏せますが)ご年配の方からすると読みにくい名前をしていました。
読み方をつたえるとSさんが
「へぇー!男の子みたいな名前だね!」と言いました。
思わず笑ってしまいました。
その当時の私は今より全然髪は短いですしメイクもしていなかったので
びっくりしつつも「お、男の子なんです…」と返事をしました。
そうするとさらにSさんは嬉しそうに「そうなの?!ここ男の人少ないから嬉しいよ!これからもよろしくね!」と言いながら帰っていきました。
このSさんの本当のやっかいさを知るのはそれから半年後になるのですがそれは機会があったらお話します。

先ほどSさんの話した内容にもあったように私の勤めていた会社は女性が9割で
私以外の男性はみんな役員的な立ち位置だったので接客をする男性は確かに私だけでした。
恐らくそういうこともあってか勘違いしたのでしょうけど


私結構声低いんですよ
一般的な男性と比べると高いほうですけど女性としてみたら明らかに低いので違和感を覚えるはずなんです。

とまあ、女性に間違えられるのは私としては嬉しいことなのですぐに先輩方に話しました。
みんな盛り上がっていましたが、今思い返してみるとあのSさんが来なければあんなことにならなかったのに…
と悔しさも思い出してしまいます。

まあ忘れましょう!

長くなってしまったので最後に

・25歳の私

これは髪を伸ばし始めた直後くらいのお話で
もちろんメイクもしてますし女の子に間違えられることは多々あるのですが
たまーにナンパしてくる方もいてそんなナンパ君とのお話です。

私の友人には3カ月に1回しか地上に降りてこないという特殊な種族がいるんですけど(勝手に私がそういうことにしてるだけ、本当は船で運送的なことやってる)
その友人が久しぶりに帰国したと聞いたので(これも私が勝手にそうしてるだけ、本当は国内の運送のみ)
仲の良かったメンバー5人とご飯を新宿で食べていたのですが
その帰りに新宿駅で友達といるにもかかわらずナンパしてきた強強お兄さんがいたんです。
普段なら無視するのですが、友達といたということもありテンションの高かった私はものすごく低い声で「めちゃめちゃ男です」と返しました。
そうしたらそのナン兄は「うっそだー!!」「めっちゃきれいじゃないですか!」と言ってきたので若干照れる私。
本当に男なんでと言い続けたら「それでもいいです!」と元気にお返事をいただきました。

ですがまあ
全然タイプじゃなかったのでバイビーしました。

それでもええんや…
そのままナンパ頑張ってくれな!

と今でもたまにそのナンパ兄のことを思い出してしまいます。


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