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結婚指輪購入の旅③

結婚指輪購入の旅②|御徒町こまち #note
https://note.com/comacomacon/n/n89413f9dcb87

これの続きです

■どんな指輪がすき?


指輪を買うときに何に一番こだわるかというのは、人によって様々だろう。


デザインや強度、ダイヤの価値、ブランドなど、こだわるポイントはいくらでもある。

わたしも、まず何にこだわるかから決めたいと思った。仕事でもなんでも、方向性を定めないと時間がかかるだけである。

私が出した条件は以下の通りだ。

①無くすリスクを考えて、出来得る限り取り外しせず、指につけ続けたい
(それゆえ変色しづらく、アレルギーが出にくい素材がよい)

②ブランド名がめちゃめちゃ有名なところは嫌だ
(突然ブランドの方向性がかわったり、気に入らない芸能人が起用されたり、不祥事がおきると萎える。また、ブランド料が上乗せされているから、そこに価値を感じられない自分にはただの素材の質の割に高い買い物になるから)

③とにかく趣味にあったデザインにして、見るだけでテンションがあがるようにしたい。
(小さくても、表にダイヤモンドがついてるものがいい。キラキラしてるものがすき)

④おばあちゃん、おじいちゃんの手についていても、品が良いものにしたい
(互いに長生きする予定のため)

上記のことをきめて、指輪探しをはじめることにする。


■丈夫で変色しづらく、アレルギーの出にくい素材

まず、アレルギーの出にくい素材となると、マックスでチタンという認識だが、さすがに指輪としてはプラチナがよいように思う。

色に関してはピンクゴールドも捨てがたいが、わたしはブルーベース(パーソナルカラー診断士いわく)なのでゴールドは若干手の色がわるくなるのと、どうしても変色しやすいので、私のようながさつな女にはむかないかもしれぬ。
それゆえ、諦めて一旦プラチナに限るものとする。

■デザインと強度にこだわりたい

当たり前だが、デザインと強度には密接な関係がある。

指輪は大きく分けて、鍛造(たんぞう)と鋳造(ちゅうぞう)の2つの種類がある。

鍛造製法が金属を叩いて伸ばして形作る一方で、鋳造製法は鋳型に溶かした金属を入れ固めてつくる製法だ。

つまり、鍛造のほうが丈夫だがデザイン性(めちゃめちゃうねうねしてたりとか)を出すことが難しく、鋳造はデザイン性を追求できるが、比較的もろいわけでたある。

一生つけるものだから気に入る形がいいけれど、傷や凹みを考えると丈夫であってほしい。
この2つを両立させるのは難しい。


痩せたいけど、食いたい、みたいなもんである。


その欲望にどう折り合いをつけるのか、というところが難しいのだ。
一旦、私は鍛造優先、鋳造を次点として選ぶことにする。


■ダイヤモンドをつけたい


どの口でそのようなことを。


という話である。


丈夫なものがいい、傷つかないものがいい、と『己は、雑です』ということ言っておきながら、落ちるリスクがありすぎる、ダイヤモンドをつけたがる。


これぞ、女の子である。


とにかくダイヤモンドは譲れないし、指輪で妥協したくない。可愛くて最高でこれ以上はない指輪を手に入れたい


そんな気持ちの元、私は銀座へ向かった。 


つづく



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