見出し画像

#159 抽象的なことを行動により仕組み

おはようございます。fumioです。
令和6年度介護報酬の主な改定事項について、が昨日1月22日に社会保障審議会給付費分科会で承認れました。介護保険制度の崩壊か?制度は残ってサービス提供者が存在しないか?の正念場ですね。

■抽象的なことを行動
 介護サービスを利用する高齢者とその家族の方は、サービス事業者から何を得ているのか?と考えると・・・。
高齢者の方は、居場所であったり、自分が難しい行為を手伝ってもらう(移乗、移動、排泄など)こと。家族の方は、介護をしなくていい時間を得ていること。

そして、提供されるサービスには、「基本的なサービスのお金」と、基本的なサービスをよりよくする「加算されたサービスのお金」で作られています。

先ほどの移乗、移動、排泄や介護をしなくていい時間は「基本的なサービスのお金」でなりたっています。

「加算されたサービスのお金」というのが『抽象的な行動』になります。
具体的は、入浴時の加算やリハビリの加算はまだ見えやすいのでわかりやすいのですが、お伝えしやすいのが・・・『高齢者やその家族、サービス事業者、介護支援専門員などが集まってする事柄』(加算されたサービスのお金)とお伝えすれば、少しわかって頂けるでしょうか?

■加算されたサービスの中身
主な加算されたサービスとは、リハビリ職が行うサービスや看護職が行うサービスにくっついています。専門職が行うことの目的やその内容の関係者への共有であったり、それが一定の期間実施することが決まっています。

私がnoteしていても、読まれている方には、わかる人と「???」が並ぶ人がいると思います。

サービスの一部で、サービスの全体と効果や意味が見えずらいことがあるからだと思います。(私の説明が不足していることも)

■抽象的な行動を「仕組み」に
サービス提供の内容は、在宅の場合でも、施設の場合でも介護支援専門員が「高齢者と家族の意向を汲み取りサービス計画書」をつくっています。

いいサービス計画書は、計画書の中にある「サービス内容」と「担当」という欄に「○○をどのように提供する」(サービス内容)と「〇〇をする事業所」(担当)のような書かれ方がされます。

さらに、介護支援専門員は、短期期間(3~6カ月)で高齢者の方が「○○のようなことを(どこで)している」ことを「サービス内容」、「担当」と「本人」、「家族」の協力で実現します!と説明します。

ここまでは、サービスの内容を実施する場面の行為です。

この行為を時系列の1日や先ほどの短期期間で、「抽象的な行動」を加えて説明して、本人や家族を「訪問」や「面談」する際に、活動や動作、印象、言葉を会話の中でキャッチしながら、「繰り返し」説明していくことが
大切だと思います。

一つ一つの点が訪問や面談で確認され、会議などで他の方から言葉で確認され・・・「事業所では〇〇しています」とサービス事業者のコメントがあれば、「自宅では、〇〇なんて寝てばばかりです」と家族・・なんってことが
あるあるかもしれませんが・・・。

家族の方と敢えてかきますが、サービス計画書と短期の目標とサービスの内容を時間の経過を観ながら、機会があったらしっかり確認してください。
※結論的には、介護の負担が少なく、お金がかからないことにつながります。

また、介護支援専門員の方は、関係者がサービス確認「頭」になるように地頭力をアップする仕組みを作って、情報が早くキャッチできて対応できることをおすすめします。マネジメントが楽になります。

今日も良き日に(^^)/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?