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#246 投資する金を高齢者も欲しい

こんにちは フミオです。

今日は、高齢者の投資についてnoteしてみます。私は、父親がラジオ短波で株式投資をしていたのでこどもの頃から投資というものは身近にあったけれども、自分で運用しよう!とまで考えていませんでした。

しかし、最近の投資ブームの影響とスマホからもできるということで、ポイント投資、スマホでできる投資やNISAぐらいはやっています。といっても生活に影響がない範囲の程度です。今日は、そんな私の投資への関心から、高齢者の投資について考えてみます。


■最近の投資ブームのわけ


 投資に強くない、普通のオジサンが考える最近の投資事情から、私が感じる投資ブームの背景は、

・ニュースやSNSからの積立NISAや米国株へのお得感
・低金利時代の影響
・物価の高騰による預貯金の今後の価値の低下
・老後資金の心配
こんなところかな?と思っています。

私個人は、物価の高騰による預貯金の価値低下と老後資金2000万円は嘘であることが投資ブームに影響されている理由です。

■日本政府が投資の旗振りをするわけ


 次に、日本の政府が「投資!」「投資!」と煽るわけを考えると、
・老後2000万円と言ったものの2000万円は足りないと思っている
・投資にお金をむけて、経済成長とベンチャー企業等へのイノベーションへ

そして、インフレ傾向にして企業業績を上げて給与アップにつなげて経済の循環を良くしていきたいと考えているんだろうな~と思っています。(あくまでの素人の考えです)

ここでも、私個人は、国民一人一人に社会保障制度の持続性を担保できない部分を自己責任にて補いさせること。

■投資できる資金はどこにあるのか?


 医療や介護が必要となり仕事するのにも大変になる70歳以上では、世帯平均が391万円(個人平均194万円)です。
老い場所を施設に考えると1月10万円以上~にはなるので世帯で考えても全く足りないと思います。

令和4年国民生活基礎調査

次に、同様に貯蓄を考えると、次の通りですね。
70歳は平均預貯金が1594万円です。老後2000万円には足りませんね。

令和4年国民生活基礎調査

人生100年時代が本格化し、この所得と預貯金で長生きする人生を支えるために、投資できるでしょうか?
国立社会保障・人口問題研究所の2050年までの予測では、9年後の2033年には世帯の平均人員が1.99人に、2050年には1人暮らし高齢者男性の6割が未婚というデータがあります

大丈夫ですか?日本もし私が生きていれば、80歳を超えて介護受けているか?ギリギリのところでしょう。

■投資するお金があるとして、「認知機能が低下して投資できるのか?投資してきたお金を誰に委ねるのか?」問題です

 後見人が親族、弁護士、司法書士になってもらい被後見人の高齢者の生活継続目的で投機的な運用でなくても財産の減少しまったり・・・。後見人のお金を横領したりと、成年後見制度による後見人による投資の運用が国民意識として馴染むのか?

不正事例は、かなり減少しています。しかし、専門職の方の不正事例は変わらずの件数です。ちょっと投資による損や不正を心配してしまいますよね。

■今日のnote


 高齢者の投資は、なかなか難しい印象あります。こたえがでない悩ましい状況ですね。
私個人は、家族信託という制度で息子に頼むしかないか?今から信頼に耐えうる人を探すしかないのかな?と思っています。

あくまでも、お金があればすけれど(^^♪


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