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#273 共感できたと感じる②

こんばんは フミオです。

今日は、介護老人保健施設に勤務している際に、利用者全員を在宅復帰すると目標を立てて実行しさいのエピソードをnoteします。


■同僚(リハビリスタッフ)とのエピソード

 リハビリスタッフは、そもそも患者さんの機能を改善して社会復帰に向けてリハビリテーションを実施することを仕事ととしていると理解していました。
ロジックがないリハビリについて、例えば「家族が歩けるようになって欲しいと希望してるので、歩行訓練をして欲しい」と依頼しても、「それって、何のために訓練するの?」となってしまいます。

家族との面談を介護スタッフ・リハビリスタッフ等の参加したカンファレンスにかえて、利用している高齢者の動作を家族の目の前でリハビリスタッフと利用者と一緒に実際に、生活しているベッドから起き上がる動作、トイレに行っての立位や移乗の動作、歩行器による歩行動作を行っても・・・。

イマイチノリがよくない(納得してくれていない)場面が多かったと思います。

■実際に、自宅へ訪問して利用者の様子

 事業所でのカンファレンスにて、利用者の動作を確認したら、次は、実際に「自宅の環境で動作をやってもらう。」

この作業は、今でこそ「この仕事をしていて一番楽しい」瞬間と言えますが、在宅復帰を全員の利用者に提供すると目標を立てて実施した時は、とても緊張してた場面でした。

理由は、簡単!利用者がどんな行動をしてもらえれのか?また、その動作を見た家族が、どのような表情をして「無理!」っていうんじゃないか?と想像がとまりませんでした。だって、入所して2カ月目ぐらいの利用者でも、自宅から入院までの期間を加えると少なくても3~4カ月前のことになります。

高齢な利用者が3~4カ月でも、自宅を離れて自宅に戻るってことは、浦島太郎が竜宮城から戻ったくらいの期間?(勝手に例えていますが)と、「今日は自宅へ日帰りで帰るんだよ」って話をしていても、全く頭に情報が入ってなく、自宅へ戻ると「あれ、どうしたの?」と思考が停止して混乱する方や興奮して動きが普段以上になって心配になる方など・・・といった具合になるんです。

■リハビリスタッフと私の役割分担

 病院から当事業所を利用を開始する方の自宅訪問は、事前に家族から訪問日を確認しながら、「家族の困りごとをヒアリング」して対応を想定していきます。

しかし、実際は、自宅に車で利用者、リハビリスタッフ、私で訪問。その際に、家族、在宅の介護支援専門員の方、福祉用具事業者も待機して頂いているところに伺うのですが、正直始めてみる光景とその環境を瞬時に車の中で対応を考えます。

・リハビリスタッフは、事業所でできる動きと今日のコンディションをこの自宅環境で玄関からどのようにいつも通りに、ここで利用者がするのか?または、アレンジをするか?

・私は、どのように玄関前のアプローチから玄関、屋内に家族と利用者の表情をみながら進行し、家族と利用者のストロングポイントをよりプラスに、ネガティブポイントをネガティブにしない展開にしないように家屋内での
様子に気を配ります。

※一番の仕事は、家族に訪問して利用者とリハビリスタッフが行う動作への感想や疑問、不安を話して頂くことと、家族の動きと利用者の動きが重なり支障につながらないかを、私が言葉にして家族へ問いかけていくこと。

■リハビリスタッフを気持ちよく仕事してもらう配慮 

ロジックがないリハビリについて、例えば「家族が歩けるようになって欲しいと希望してるので、歩行訓練をして欲しい」と依頼しても、「それって、何のために訓練するの?」となってしまいます。

ロジックのないリハビリじゃなくなる瞬間をつくる!
、リハビリスタッフのこれまでのリハビリテーションを、退所までと退所後のイメージができるように、家族の意向(家族が本人にして欲しいと生活)、本人の意向(本人がしたい又はできるようになりたい生活の希望)を
訪問に同席した皆さんで合意をとること。

これが、私の自宅訪問の目的であり、リハビリスタッフに腹落ちさせる役割とやっていました。

■リハビリスタッフが変わった瞬間

 いつのころからか?
「この人、どうするの?」と私に質問をぶつけてきたリハビリスタッフが、積極的にカンファレンスや事業所内での介護スタッフへ利用者にして欲しい、継続して欲しい動作や環境を訴えだしたこと。

そして、わからないことは、カンファレンスの場面で家族に質問して納得する時間に変わったこと。前向きに、行動が変わったことですね。
これまでの「目的や意味」を確認を私に確認することが、自分で確認し、家族の不安を解消するために工夫をしてくれるようになりました。

こうなってくると楽しさと楽しさを創る苦労の始まりにしかなりまえんよね。こんな具合にリハビリスタッフと共感ができました。

※私は、やっぱりエピソードどかnoteするの下手くそだ

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