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私と髭の日常【3】

 おはようございます、こんばんは、おつかれさまです。

 さて、わたくし、コロナワクチン2回目を金曜日に打ちにいき(看護師さんがバカ可愛くて絡みそうになった)一人自宅に引きこもっていたんです。代表的副作用の発熱は無く、ただただ身体が怠い。まぁ怠い。打った当日はなんともなかったのですが、翌日の怠さと言ったら。シャワーさえ億劫。かといって、人に頼るまでではない気がしまして…(高熱で苦しんでる方のほうが比較的多いのではないかと)薬を飲みたくとも胃が空っぽの状態では胃痛にやられる…薬に頼りがちで安易な私は、胃薬と飲めばいいじゃんと考えたんですね。そうしたら、打った当日から持前の心配性がフルに発揮した髭から体調、主に熱の確認、大人しくしてなさい等の連絡が。言われなくても動けないよ、と思いつつ、シャワーも命がけで入ったとラインしていたら、翌日(正確には本日)仕事の髭がご飯を作りにわざわざ私の自宅へ。私の自宅から髭の職場までは遠いのです。有難い気持ちと申し訳なさでいっぱいなのに、部屋は荒れている状態。あぁ女子力の欠片もねぇ私。仕舞いには髭用の部屋着を投げて渡すという最大かつ最悪の悪行を…ごめんよ、髭…

 元々、人に頼るということが苦手な私。男性からしたら可愛げもクソもない。いや、クソか。それなのに髭は、この前二日酔いのときオロポ作ってくれたからと言い、電車に揺られ、買い物をし、来てくれました。感謝しかない。この気持ちをどう表せば髭に伝わるか、カロナールで怠さから解放された頭で考え込んでいます。素直に甘えるとは?人に頼るとは?いつからそんな簡単なことが出来なくなったのだろうか。

 勿論、私がこうしてnoteを書いていることも髭には話していない。Twitterのアカウントさえも知らない。ましてや、こんな明け方。髭はいびきをかいて寝ている。それもそう、だって髭は大体日曜日までが仕事だから。さぞかし疲れているのだろう。


 髭はきっと、いや普通に外見がいい。勿論優しいところもある。声も素敵でモテるだろう。美味しい御飯も作れるし。だから尚更、一緒に居るのが何故私なのかと日々考える。外見は人並み以下、引きこもり、オシャレでもないし凝った料理を作れる程家庭的でもない。それでも髭は優しくて。だから私ももっと優しい人間でいたい。あくまで理想、だが。人間そんな簡単に変われない。ただ、大事な人は大切にしたい。それは絶対に変わらない。

 

 髭はいつもより早く起きて仕事へ行くだろう。なんせ私の自宅は田舎だから。申し訳ない…じゃなく、ありがとう、だ。

 私と髭はよくラインで、ありがとう、ごめんねを言い合う。ミスチルかって。ただ言い合いながらこれからも一緒に居るのだろう。いや、これからもそうであってほしい。素直じゃなく可愛げのない私だが、この年齢で、髭のような人と出会えたことに感謝せねば。

 思った以上に日記過ぎて自分で自分に呆れるが、そんな気分だったのでご了承を。


 月曜朝8時の締切をどうしても前倒ししたいので、note書いたら仕事に戻ろう。

それでは。

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